AxesStyle
グラフィックスの関数オプションとして使われ,どのように座標軸を描くかを指定する.
詳細
- AxesStyleは,2Dおよび3Dのグラフィックスに使用することができる.
- AxesStyle->style の設定で,すべての座標軸が指定のスタイルで生成されるように指定する.
- AxesStyle->{xstyle,ystyle,…}は,座標軸に,xstyle, … のグラフィックス指示子を使うように指定する.
- Thick,Red,Dashed,またThicknessやDashing等のグラフィックス指示子とDirectiveによる組合せを使ってスタイルを指定することができる.
- AxesStyleは,座標軸それ自身のスタイルとラベルや目盛マークのデフォルトスタイルの両方を与える.TicksStyleは目盛に関する指定に優先する.
- 座標軸のデフォルトの色はオプションDefaultAxesStyleによって指定される.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (3)
一般化と拡張 (1)
座標軸のスタイルにArrowheadsを用いる:
特性と関係 (4)
AxesStyleは座標軸,座標ラベル,目盛,目盛ラベルに影響する:
LabelStyleは,座標軸のラベルや目盛ラベルを含むすべてのラベル状の要素の全体的なスタイルを提供する:
目盛ラベルのスタイル付けの際,LabelStyleの設定はAxesStyleの設定を無効にする:
TicksStyleは目盛と目盛ラベルに影響するが,他には影響しない:
目盛と目盛ラベルのスタイル付けの際,TicksStyleの設定はAxesStyleの設定を無効にする:
3Dでは,BoxStyleを使って座標軸を除く境界ボックスの辺のスタイルが指定できる:
テキスト
Wolfram Research (1991), AxesStyle, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AxesStyle.html (2008年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1991. "AxesStyle." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2008. https://reference.wolfram.com/language/ref/AxesStyle.html.
APA
Wolfram Language. (1991). AxesStyle. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AxesStyle.html