BooleanFunction

BooleanFunction[k,n]

変数が n 個である k 次のブール関数を表す.

BooleanFunction[values]

真理値の指定されたベクトルに対応するブール関数を表す.

BooleanFunction[{{i11,i12,}o1,}]

入力から出力への指定されたマッピングで定義されるブール関数を表す.

BooleanFunction[spec,{a1,a2,}]

spec で指定されたブール関数に対応する変数 aiのブール式を返す.

BooleanFunction[spec,{a1,a2,},form]

form で指定された形式のブール式を返す.

詳細

例題

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  (3)

引数が3個の30次のブール関数を生成する:

f を他のブール演算子と同じよう使う:

選言標準形の式に変換する:

式を直接生成する:

真理規則の表に基づいてブール関数を指定する:

不完全に指定された真理値表を使う:

ブール式をBooleanFunctionに変換する:

これらが同じ関数を表しているかどうかテストする:

スコープ  (14)

基本的な用法  (3)

索引を施すことで2引数のBooleanFunctionを作る:

特定の引数についての値を計算する:

記号引数の場合,関数は未評価のまま残される:

BooleanFunctionは他のブール演算子と同じように使うことができる:

任意のブール式をBooleanFunction式に変換することができる:

BooleanFunction式の組合せを含ませる:

TrueまたはFalseと等価であるBooleanFunction式は自動的に簡約される:

BooleanFunctionは標準表現で,SameQを使って等価性をテストすることができる:

真理値表を使う  (7)

標準的な順序の真理値表を作る:

これと等価のBooleanFunction式を作る:

両者が等価であることを示す:

結果の真理値表が等しいことを示してもよい:

真理規則の完全なリストを作る:

対応するBooleanFunction式を作る:

完全リストの真理規則の順序は影響しない:

_を使って真理値表の「don't cares」示す:

BooleanFunctionを作る:

結果の真理値表はもとの指定にマッチする:

___を使って真理規則の「don't cares」を示す:

BooleanFunctionを作る:

もとの規則は完全に関数を指定し,結果の真理値表は全く等しい:

リストのリストを使ってベクトル値の真理値表を示す:

BooleanFunctionを作る:

結果の出力はもとの指定にマッチする:

ベクトル値の真理規則を使う:

BooleanFunctionを作る:

結果の真理規則はもとの指定にマッチする:

真理値表はFalseの代りに0Trueの代りに1を使っても得ることができる:

結果の真理値表は全く同じである:

他の表記法を使う  (4)

任意のブール式をBooleanFunction式に変換する:

両者が等しいことを示す:

任意のブール演算子を含む式を変換する:

両者が等しいことを示す:

BooleanFunction式を他の標準形式に変換する:

いくつかの異なる標準形:

真理値表:

真理規則:

CellularAutomatonを使ってBooleanFunctionを指定する:

アプリケーション  (4)

ブール関数の列挙  (2)

二変数ブール関数すべてを列挙する:

すべての三変数ブール関数:

四変数の関数50個をランダムに抽出する:

ブール関数の標準形と最小化した形の大きさを比べる:

三変数:

四変数の最初の1000の関数:

新たなプリミティブの作成  (1)

<>に対応する新たなブール演算子を作る:

これらは密接に関連している:

Impliesx<=y に等しい:

f[u]g[u]でありそれ以外ではない場合の,ブール関数 fg の関係を定義する:

xxy を真理値表に反映させた:

標準的な不等式を使う:

すべてのブール関数 fg について fgffg である:

これは,fgf でありそれ以外ではない場合に fg であることを証明する:

同様に,fgg ありそれ以外ではない場合に fg であることを証明する:

あるいは fggh であると fh が含意されることを証明する:

セルオートマトン  (1)

ルール30の初期セルオートマトンルールを生成する:

これをシミュレーションする:

標準的な符号化と比べる:

特性と関係  (7)

省略形で表示されたBooleanFunctionには引数の数が示される:

これは原子オブジェクトである:

InputFormはそのオブジェクトの再構築に使うことができる符号化を与える:

与えられた符号化を使ってBooleanFunctionを構築する:

結果はもとの関数に等しい:

BooleanFunctionの値の順序はBooleanTableのものと等しい:

対応するBooleanFunctionは全く同じ真理値表を持つ:

順序はTuplesと一致する:

BooleanFunctionの指標付けはIntegerDigitsと一致する:

BooleanFunctionから指標に変換する:

任意のブール式からその指標に変換する:

指標付きのBooleanFunction式で等価性を示す:

ブール関数の指標付けはセルオートマトンの指標付けに一致する:

より一般的には,整数 のあるCellularAutomaton[{k,2,r}]について:

上記の特性を満足するCellularAutomatonを使ってBooleanFunctionを指定することができる:

BooleanMintermsは任意のBooleanFunctionを表すこともできる:

最小項から指標へのマッピング:

指標から最小項へのマッピング:

ビットベクトルを使う:

BooleanConvertを使ってBooleanFunctionを他の形式から変換する:

同じく,BooleanConvertを使ってBooleanFunctionから他の形式に変換する:

これらがすべて等価であることを示す:

BooleanTableを使ってBooleanFunctionから真理値表へ変換する:

あるいは,真理規則へ変換する:

Wolfram Research (2008), BooleanFunction, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/BooleanFunction.html.

テキスト

Wolfram Research (2008), BooleanFunction, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/BooleanFunction.html.

CMS

Wolfram Language. 2008. "BooleanFunction." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/BooleanFunction.html.

APA

Wolfram Language. (2008). BooleanFunction. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/BooleanFunction.html

BibTeX

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BibLaTeX

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