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CoefficientRules

CoefficientRules[poly,{x₁,x₂,…}]

poly 中の x_iについての単項式の指数ベクトルと係数のリスト{{e₁₁,e₁₂,…}c₁,{e₂₁,…}c₂,…}を返す．

CoefficientRules[poly,{x₁,x₂,…},order]

order で指定された単項式の順序付けで結果を返す．

詳細とオプション

CoefficientRulesは poly が明示的に展開された形で与えられたかどうかにかかわらず働く．
CoefficientRules[poly]はCoefficientRules[poly,Variables[poly]]と等価である．
order の可能な設定値はMonomialListにおけるものと等しい．
デフォルト順は"Lexicographic"である．
CoefficientRules[poly,vars,Modulus ->m]は m を法とした係数を計算する．
CoefficientRules[poly,All,order]はCoefficientRules[poly,Variables[poly],order]に等しい．

例題

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例 (1)

単項式の指数と係数を求める：

スコープ (1)

"DegreeReverseLexicographic"単項式順序を使う：

重み行列を使って同じ順序を指定する：

オプション (1)

Modulus (1)

係数を2を法として簡約する：

特性と関係 (2)

FromCoefficientRulesはもとの多項式を再構築する：

MonomialListは別の表現を与える：

二変数では"DegreeLexicographic"と"DegreeReverseLexicographic"は一致する：

考えられる問題 (1)

Variables[poly]に与えられたこのリストは常に保存される訳ではない：

おもしろい例題 (2)

単項式順序を二次元で可視化する：

標準組込み順序：

二次元では，区別できない順序がある：

単項式順序を三次元で可視化する：

三次元では順序の違いがよく分かる：

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