ColorQuantize

ColorQuantize[image]

はっきりした色を量子化して image の近似を与える.

ColorQuantize[image,n]

最高で n 色のはっきりした色を使う.

ColorQuantize[image,{col1,,coln}]

指定された n 色の coliのみを使って画像を表す.

詳細とオプション

  • 色の量子化は,通常,GIFのように効率的なファイル形式の圧縮のために画像表現に使う色数を減らす過程である.
  • ColorQuantizeは,任意の2Dおよび3Dの画像に使うことができる.
  • カラー画像の量子化はもとの色空間で行われる.色空間がAutomaticの画像については,全チャンネルを平均して画素の強度に対して量子化が行われる.
  • 使用可能なオプション
  • Dithering Trueディザリングを使うかどうか
    Method Automatic使用する量子化メソッド
  • Methodの可能な設定
  • "MedianCut"中央値の画素値に基づいて繰り返し色空間を分割する
    "MinVariance"新たな部分領域の分散の和が最小になるように色空間を繰り返し分割する(Wuのアルゴリズム)
    "Octree"すべての画像の画素から八分木を作り,最も代表的な n 枚になるまで葉をマージする

例題

すべて開くすべて閉じる

  (1)

画像を量子化する:

4色に量子化する:

特定の色のリストを使って量子化する:

スコープ  (2)

グレースケールの画像を量子化する:

3D画像中の,5つの離散的な色の値:

オプション  (4)

Dithering  (2)

デフォルトで,量子化された画像はディザリングで作成される:

ディザリングは行わないようにする:

ディザリングで3D画像を量子化する:

ディザリングはしない:

Method  (2)

異なる3つのメソッドを比較する:

異なる色数を使って3つの異なるメソッドを比較する:

アプリケーション  (5)

ディザリングを使ってバイナリ画像を作る:

デュアルトーンの画像を作る:

画像の量子化バージョンを作る:

色数を多くしてもとの画像に近付ける:

ポスタリゼーション効果を出す:

色を量子化しエッジをハイライトすることで効果を出す:

特性と関係  (3)

"Posterization"効果を使って色を量子化する:

これは,各色チャンネルを別々の量子化することと同じである:

量子化された画像の色もまた,画像の主調色であることが多い:

DominantColorsと比較する:

DominantColorsが与える主調色を使って画像を量子化する:

画像中のすべての色を使って,同数の色で量子化する:

考えられる問題  (1)

Automaticの色空間の画像については,量子化はすべてのチャンネルを平均化することで画素の強度に対して行われる:

結果の色空間とチャンネル数をチェックする:

Wolfram Research (2008), ColorQuantize, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ColorQuantize.html (2019年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2008), ColorQuantize, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ColorQuantize.html (2019年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2008. "ColorQuantize." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2019. https://reference.wolfram.com/language/ref/ColorQuantize.html.

APA

Wolfram Language. (2008). ColorQuantize. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ColorQuantize.html

BibTeX

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BibLaTeX

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