ColumnTypes

ColumnTypes[tab]

Tabularオブジェクト tab の列の要素型を与える.

ColumnTypes[tab,tsel]

tsel で選択された列の要素型を与える.

詳細

  • ColumnTypesは,一般に,型変換あるいは使用可能な操作についての情報を得るために使われる.例えば,文字列に対して日付操作は行えない.
  • ColumnTypes[tab,]は,名前付きの列を持つTabularオブジェクト tab に対してペア coltype の連想を返す.
  • ColumnTypes[tab,]は,名前がない列を持つTabularオブジェクト tab に対しては型のリストを返す.
  • 列型の選択器 tsel は以下の形式でよい.
  • tpatt型のパターン
    tclass型の名前付きのクラス
  • 使用可能な型のパターン tpatt には"Integer*""Quantity"::["Real64",_]のようなケースが含まれる.
  • 次は,使用可能な型のクラス tclass である.
  • "Numbers"数の型
    "MachineNumbers"機械サイズの数の型
    "Reals"整数を含む実数値型
    "MachineReals"整数を含む機械サイズの実数値型
    "Integers"整数型
    "MachineIntegers"機械サイズの整数型
    "FloatingPoint"浮動小数点表現の数
    "MachineFloatingPoint"機械サイズの実数と複素数
    "FloatingPointReals"浮動小数点表現の実数
    "MachineFloatingPointReals"機械サイズの実数
    "FloatingPointComplexes"浮動小数表現の複素数
    "Lists"各要素はリストである

例題

すべて開くすべて閉じる

  (3)

次のTabularオブジェクトに対して自動的に選択される型を求める:

実数列の型を求める:

数値行列からキーがないTabularオブジェクトを構築する:

各列の型のリストを求める:

スコープ  (15)

数値型  (1)

整数または欠落値の集合を取る:

デフォルトで,このマシンでは整数は"Integer64"型を使って解釈される:

同じデータを使って異なる整数型で3つの列を構築する:

保存された型をチェックする:

ブール型  (1)

ブール値あるいは欠落値の集合を取る:

ToTabularは,データを"Boolean"型の列として自動的に解釈する:

文字列型  (1)

単語または欠落値の集合を取る:

ToTabularはデータを"String"型の列として自動的に解釈する:

Quantity型  (2)

Quantity期間と欠落値の集合を取る:

値は"Real64"の大きさと共通単位"Seconds"で保存される:

Tabularオブジェクトが十分に小さい場合は,デフォルトでもとの入力データがキャッシュされるので,Normalで回復できる:

使用する大きさの型と単位を指定する:

もとの入力はキャッシュされなかった:

次元が異なる数量は"InertExpression"型を使って保存できる:

特定の"Quantity"型を強制しようとすると欠落値になる:

日付と時間の型  (3)

日付の集合を取る:

自動型検出を使ってTabularオブジェクトを作成する:

日付が抽出する際に粒度"Day"に変換する型を指定する:

時間の集合を取る:

自動型検出を使ってTabularオブジェクトを作成する:

日付が抽出する際に粒度"Hour"に変換する型を指定する:

異なる暦の日付を指定する:

カテゴリ型  (2)

文字列の集合を取る:

ToTabularはデータが"String"型の列であると自動的に解釈する:

列に"Categorical"型を明示的に指定してデータを分類する:

カテゴリを抽出する:

遺伝子配列をヌクレオチド塩基のリストに分割する:

ヌクレオチド塩基の特定のカテゴリでTabularオブジェクトを作成する:

配列の最初の部分を可視化する:

カテゴリ序数型  (1)

サイズの集合を取る:

自動型検出を使ってTabularオブジェクトを作成する:

自動検出された型は"String"である:

順序を定義するカテゴリのリストを与えて"OrdinalScale"型を指定する:

リストとタプル  (2)

整数のタプルを取る:

タプルの要素の型を指定する:

さまざまな型のオブジェクトのタプルの集合を取る:

自動型検出を使ってTabularオブジェクトを作成する:

タプルの要素の型を指定する:

一般的な式  (1)

領域の集合を取る:

Tabularオブジェクトを作成すると,型"Expression"が一般的なWolfram言語式に割り当てられる:

列選択器  (1)

すべての列の型を取得する:

2列の型を抽出する:

ブール型の列を抽出する:

任意の整数型の列を抽出する:

文字列またはブール型の列を抽出する:

アプリケーション  (1)

入力型を自動検出するTabularRowを作成する:

列の型:

型を指定する:

列の型:

Wolfram Research (2025), ColumnTypes, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ColumnTypes.html.

テキスト

Wolfram Research (2025), ColumnTypes, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ColumnTypes.html.

CMS

Wolfram Language. 2025. "ColumnTypes." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ColumnTypes.html.

APA

Wolfram Language. (2025). ColumnTypes. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ColumnTypes.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_columntypes, author="Wolfram Research", title="{ColumnTypes}", year="2025", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/ColumnTypes.html}", note=[Accessed: 15-January-2025 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_columntypes, organization={Wolfram Research}, title={ColumnTypes}, year={2025}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/ColumnTypes.html}, note=[Accessed: 15-January-2025 ]}