DefaultFontProperties
指定されたフォントファミリの特性がオーバーライドできる大域的オプションである.
詳細
- DefaultFontPropertiesは,各規則が "family"{"prop1"val1,"prop2"val2,…}の形をした規則のリストを取る."family"は設定されるフォントファミリの名前で,"propi"はそのフォントに割り当てられる特性である.
- 次は,使用可能な"propi"の値である.
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"FontMonospaced" フロントエンドが内部目的でフォントを等幅フォントと認識すべきかどうか "FontSerifed" フロントエンドが内部目的でフォントをセリフフォントと認識すべきかどうか "WolframFont" このフォントにマッチされるべきWolframが提供するシンボルフォント - "FontMonospaced"と"FontSerifed"はTrueまたはFalseという値を取ることができるが,"WolframFont"は数学および技術シンボルに使われるべきWolframフォントのフォントファミリ名の文字列を取る.
- "WolframFont"が指定されていない場合は,"FontMonospace"および"FontSerifed"を使って使用するデフォルトのWolframフォントが決定される.
- 通常,ノートブックフロントエンドはフォントが等幅かどうかあるいはセリフ体かどうかを自動的に認識し,そのフォントに一致する適切なWolframフォントを自動的に選択する.DefaultFontPropertiesは,通常,フォントメタデータが間違っている場合,またはWolframフォント設定がカスタマイズしたい場合に使用される.
- "WolframFont"設定として使用できるフォントには以下がある.
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"Mathematica" 可変幅セリフフォント "MathematicaMono" 等幅セリフフォント "MathematicaSans" 可変幅サンセリフフォント "Wolfram Modern" 等幅サンセリフフォント - Wolframフォントには,上記に示された違い以外にスタイル上のさまざまな相違がある.例えば,"MathematicaMono"はクーリエ書体に対応するように設計されており,文字セットのストロークが狭くなる傾向がある.
例題
例 (2)
DefaultFontPropertiesのデフォルト値を表示する:
Inconsolataフォントのデフォルトの表示例をラスタライズする:
現行セッションでInconsolataフォントがWolfram Modernを"WolframFont"として使用するように設定する:
Wolfram Research (1999), DefaultFontProperties, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/DefaultFontProperties.html (2023年に更新).
テキスト
Wolfram Research (1999), DefaultFontProperties, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/DefaultFontProperties.html (2023年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1999. "DefaultFontProperties." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2023. https://reference.wolfram.com/language/ref/DefaultFontProperties.html.
APA
Wolfram Language. (1999). DefaultFontProperties. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/DefaultFontProperties.html