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DeleteMissing

DeleteMissing[list]

頭部Missingを持つ要素をリストから削除する．

DeleteMissing[assoc]

連想 assoc からの頭部Missingを持つ値の要素を削除する．

DeleteMissing[expr,n]

最初の n 個のレベルの expr 内で起る任意のリストあるいは連想にDeleteMissingを適用する．

DeleteMissing[expr,n,d]

Missing が要素の最初の d レベルに出現する場合に，レベル n の要素が欠落しているとみなす．

詳細

DeleteMissing[{lhs₁->rhs₁,…}]は，rhs_iの頭部がMissingであるリストの任意の要素を削除する．
DeleteMissing[expr,Infinity]は，DeleteMissingが，頭部Missingを持つ式を求めて任意の深さまで検索し，それを削除するように指定する．
DeleteMissing[expr,1,Infinity]は，Missingが任意の深さに含まれている場合は，第1レベルの要素が取り除かれるべきであるとする．
複数レベルを検索するときは，DeleteMissingはリストと連想の中だけを検索し，他の頭部の式は無視する．
DeleteMissing[Missing[]]はSequence[]を返す．

例題

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例 (2)

リスト中の欠落要素を削除する：

欠落値を連想から削除する：

スコープ (3)

頭部Missingを持つ要素をレベル2まで削除する：

欠落要素をすべてのレベルで削除する：

レベル1で頭部がMissingの要素を含む要素があれば，それを削除する：

レベル1で内部に欠落した式を含む要素があれば，それを削除する：

DeleteMissingは，右辺がMissingならば規則を完全に削除する：

特性と関係 (2)

DeleteMissing[expr]は最も上のレベルでのみ欠落要素を削除する：

DeleteMissing[list]は事実上DeleteCases[list,_Missing]に等しい：

考えられる問題 (1)

DeleteMissingはListあるいはAssociation以外の頭部を導入しない：

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