DotLayer
詳細とオプション
- DotLayerはNetGraphの中で使われることが多い.
- DotLayer[…][{in1,in2,…}]はこの層を適用して出力を明示的に計算する.
- DotLayer[…]の入力は配列でなければならず,出力は事実上Dot[in1,in2,…]で与えられる.
- DotLayer[{spec1,spec2,…}][{in1,in2,…}]の出力は,事実上,Dot[Transpose[in1,spec1],Transpose[in2,spec2],…]で与えられる.
- 以下は,使用可能な転置指定 speciである.
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None 転置なし m<->n レベル m とレベル n を転置する {m1<->n1,m2<->n2,…} レベル miとレベル niを連続的に転置する {n1,n2,…} 入力の第 k レベルが出力の第 nkレベルになるように転置する - オプションInputPortsを使って入力ポートの数,名前,形状が指定できる.InputPortsが指定されていなければ,ポートの数とその形状はNetChainまたはNetGraphの接続性から推測される.
- DotLayerは,NetGraph等で使うために,入力ポートの他に次のポートを開放する.
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"Output" 配列 - NetGraphの中で,DotLayerは{src1,src2,…}dotlayer の形の単一の辺を使って接続することができる.dotlayer はDotLayerの名前か指標,あるいは対応する順に src1dotlayer,src2dotlayer,…,srcndotlayer として与えられる別々の多数の辺である.
- 可能な転置の後のDotLayerへの入力の形状は,inputiの最終次元が inputi+1の最初の次元に一致するようでなければならない.
- Options[DotLayer]は層を構築する際のデフォルトオプションのリストを与える.Options[DotLayer[…]]はデータについて層を評価する際のデフォルトオプションのリストを与える.
- Information[DotLayer[…]]は層についてのレポートを与える.
- Information[DotLayer[…],prop]はDotLayer[…]の特性 prop の値を与える.使用可能な特性はNetGraphと同じである.
例題
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Wolfram Research (2017), DotLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/DotLayer.html (2021年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2017), DotLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/DotLayer.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2017. "DotLayer." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/DotLayer.html.
APA
Wolfram Language. (2017). DotLayer. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/DotLayer.html