EventData
EventData[{e1,e2,…}]
明示的に指定された打切り ei持つ事象データを表す.
EventData[{e1,e2,…},{ci1,ci2,…}]
打切り指標 ciiの事象データ eiを表す.
EventData[{e1,e2,…},{cc1,cc2,…}]
打切り数 cciの事象データ eiを表す.
EventData[{e1,e2,…},cspec,{tr1,tr2,…}]
打切りと切断 triの事象データを表す.
詳細
- EventDataは打切りと切断の情報があるデータを増強する.
- eiについて次の事象指定を使うことができる.
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ti 打切りなし.事象は tti に発生する {ti,∞} 右側打切り.事象は ti≤t であるなんらかの t で発生する {-∞,ti} 左側打切り.事象は t<tiであるなんらかの t で発生する {ti,min,ti,max} 区間打切り.事象は ti,min<t≤ti,maxであるなんらかの t で発生する - ciiには次の打切り指標が使える.
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0, None {t,t} 打切りなし 1, Right {t,∞} 右側打切り -1,Left {-∞,t} 左側打切り - cciには次の数指定が使える.
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{ ni} eiにおいて ni回の事象 {ni,ri} eiにおいて ni回の事象と ri回の右側打切り事象 {ni,ri,li} eiにおいて ni回の事象,ri回の右側打切り事象,li回の左側打切り事象 - triには次の事象指定を使うことができる.
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ti,{ti,∞} 左側切断.で可観測 {-∞,ti} 右側切断.で可観測 {ti,min,ti,max} 両側切断.ti,min≤t≤ti,maxで可観測 - EventDataは以下の統計関数で使うことができる.
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Mean,Variance,… 記述統計関数 EmpiricalDistribution,… ノンパラメトリック分布推定 EstimatedDistribution,… パラメトリック分布推定 SurvivalModelFit,… 生存率分析のための関数 - EventDataの特性はEventData[…]["property"]を指定することで得ることができる.
- EventData[…]["Properties"]を使って使用可能な特性リストが得られる.
- EventDataには次の特性がある.
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"CensoringIndicators" 打切り指標{ci1,…} "CensoredData" {{t1,∞},…}の形での打切り事象区間 "EmpiricalPDF" 事象の位置と対応する推定された重み "InputData" 入力事象指定{e1,…} "MetaInformation" メタ情報規則のリスト "TruncationIntervals" 切断区間{tr1,…} "CensoringType" 存在する最も一般的な打切りのタイプ "TruncationType" 存在する最も一般的な切断のタイプ
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (12)
基本的な用法 (5)
SurvivalModelFitを使ってモデルをフィットする:
CoxModelFitを使って共変量のあるモデルをフィットする:
特性と関係 (1)
記述統計は潜在的なSurvivalDistributionに基づいている:
テキスト
Wolfram Research (2012), EventData, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/EventData.html.
CMS
Wolfram Language. 2012. "EventData." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/EventData.html.
APA
Wolfram Language. (2012). EventData. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/EventData.html