FindKClique
FindKClique[g,k]
グラフ g 中の最大の k クリークを求める.
FindKClique[g,k,n]
最高で n 個の頂点を含む k クリークを求める.
FindKClique[g,k,{n}]
厳密に n 個の頂点を含む k クリークを求める.
FindKClique[g,k,{nmin,nmax}]
nmin個から nmax個までの頂点を含む k クリークを求める.
FindKClique[g,k,nspec,s]
最大で s 個の k クリークを求める.
FindKClique[{g,v},k,…]
頂点 v のみを含む k クリークを求める.
FindKClique[{vw,…},…]
規則 vw を使ってグラフ g を指定する.
詳細
- k クリークは,互いの距離が k より大きくはない頂点の最大集合である.
- FindKCliqueは k クリークのリストを返す.
- FindKCliqueは k クリークが存在しない場合は空リストを返す.
- FindKClique[…,k,nspec,All]はすべての k クリークを求める.
- FindKCliqueは,無向グラフ,有向グラフ,多重グラフ,混合グラフに使うことができる.
予備知識
- FindKCliqueは,グラフ中の k クリークを1つまたは複数求め,それらを頂点のリストとして返す.ここで,k クリークは互いの距離が k より大きくはない頂点の最大集合である.k クリークは投影法の選択,パターンマッチング,金融,ネットワーク分析に使われる.
- FindKCliqueを使って,1から可能な最大サイズ(一般に n 個の頂点を持つグラフで n )までの異なる部分グラフの直径についての k クリークを求めることができる.FindKCliqueを使って,指定サイズの単一の k クリーク,指定された数のクリーク,あるいはすべてのクリークを求めることができる.
- 1クリークはクリークである.すべての k クランは k クリークであるが,逆は必ずしも真ではない.関連関数には,FindClique,FindKClan,FindKClub,FindKPlexがある.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (14)
指定 (8)
FindKCliqueは無向グラフに使うことができる:
FindKCliqueは,大きいグラフに使うことができる:
列挙 (6)
FindKCliqueは k クリークがない場合は空リストを返す:
テキスト
Wolfram Research (2012), FindKClique, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FindKClique.html (2015年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2012. "FindKClique." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2015. https://reference.wolfram.com/language/ref/FindKClique.html.
APA
Wolfram Language. (2012). FindKClique. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FindKClique.html