WolframのWebサイトのコンテンツとインタラクトしたりフォームを送信したりするためには，JavaScriptを有効にしてください．有効にする方法

FormPage   

フィールドタイプのリスト »

FormPage[formspec,func]

フォームから入力を取り，formspec で定義された構造を持つフォームから得られた値に func を適用することで同じページ上に結果を生成するアクティブなページを表す．

FormPage[{"name₁"type₁,…},func]

フィールドがタイプ type_iとして解釈された name_iに因んで名付けられたアクティブなフォームページを表す．

FormPage[{{"name₁",label₁}type₁,…},func]

name_iという名前のフィールドのラベルとして label_iを使う．

FormPage[{namespec₁type₁default₁,…},func]

namespec_iで指定されたフィールドのデフォルトとして default_iを使う．

FormPage[formspec,func,form]

レイアウト指定 form に従ってページをレイアウトする．

FormPage[formspec,func,initformresform]

uses initform を初期レイアウトと指定として，resform を結果ページのレイアウト指定として使う．

詳細とオプション

CloudDeploy[FormPage[…]]は，アクティブなフォームページを含むクラウドオブジェクトを与える．
FormPage[formspec,func][<|"name_k"->input_k,…|>]は，与えられた入力をFormPageオブジェクトで指定された初期フォームに挿入する．
Setting[FormPage[formspec,func]]は，フォームの現行値に適用された func を評価する．
FormPage[formspec,func,layout]の layout の可能な指定には以下がある．

	"ResultBelow"	フォームの下に結果を表示する
	"ResultAbove"	フォームの上に結果を表示する
	{elem₁,elem₂,…}	レイアウト要素を指定順に表示

FormPage[formspec,func,{elem₁,elem₂,…}]の可能な elem_iには以下がある．
"Form" formspec で指定されたフォーム

"Result" func を適用して生成された結果

"Button" フォームを送信するボタン
FormPageの全体的なオプション

	AppearanceRules	Automatic	全体的な外観規則を与える連想
	FormLayoutFunction	Automatic	フォームのレイアウトを生成する関数
	FormProtectionMethod	Automatic	スパム保護のメソッド
	PageTheme	Automatic	フォームに使う全体的なテーマ
	ImageFormattingWidth	$ImageFormattingWidth	出力フォーマッティングの折返し幅
	ImageSize	Automatic	出力についての全体的な画像サイズ

例題

すべて開くすべて閉じる

例 (1)

FormPageを使って連続的にWebページとインタラクトする：

スコープ (31)

インタープリタの指定 (6)

豊かなInterpreter指定を使う：

Interpreterの頭部は任意であるが，Interpreterに対するオプションやその他の引数の指定に便利である：

リストを使ってメニューを作ることができる：

実体リストをメニューとして使うことができる：

選択肢は任意の式でよい：

規則のリストでラベル指定を行うことができる：

デフォルト (3)

フィールドのデフォルトを指定する．デフォルトがあるフィールドには必要ない：

デフォルトがないフィールドは任意でよい：

RuleDelayedを使って毎回新たなデフォルトを評価する：

入力 (2)

中に入力があるフォームを作る：

入力は遅延させることができる：

ラベル (1)

フィールドのラベルを変える：

RuleDelayedを使って任意の式を返すことができる：

Noneを使ってラベルを削除する：

外観 (4)

デフォルトラベルをキーとは異なる何かにする：

ラベルは任意の式でよい：

単一のフィールドの外観を変える：

RuleDelayedを使って式をクラウドで評価する：

規則ではない要素を使ってデフォルトの外観を変える：

コントロール (7)

タイプによってコントロールが異なる．"Color"のカラーピッカー：

ファイル形式のファイルピッカー：

"Boolean"のチェックボックス：

デフォルトのコントローラを変更する：

多項選択はさまざまなタイプのコントロールをサポートする：

丸ボタンのラベルは好みのものでよい：

コントロール指定には純関数も使える：

曖昧性の除去 (3)

Wolframクラウドで自然言語から解釈された文字列は曖昧なことがある：

デフォルトで，ほとんどのタイプで曖昧性の除去が無効になっているが，これは簡単に有効にすることができる：

場合によっては式の複数の部分が曖昧なことがある：

動的フォーム (1)

TemplateSlotを含むフォームの部分は，TemplateSlot[key]で言及されたキーが適切な値に結びつけられない限り評価されない：

レイアウト (4)

フォームの下に結果を置く：

フォームの上に結果を置く：

カスタムの順序を指定する：

初期フォームと結果に異なる順序を指定する：

オプション (6)

AppearanceRules (1)

カスタムのタイトルと説明を書く：

ブランド戦略に画像を使う：

"ItemLayout"を使ってフォームフィールドの外観を変える：

送信ラベルを変える：

FormLayoutFunction (1)

純関数を指定して，フォームに特定のレイアウトを与えることができる：

PageTheme (4)

白がテーマのフォームを配備する：

青がテーマのフォームを配備する：

黒がテーマのフォームを配備する：

赤がテーマのフォームを配備する：

アプリケーション (2)

2つの空港間の航路を描く：

都市の人口統計データを得る：

特性と関係 (9)

FormPageはFormFunctionと互換になるように設計されている：

FormPageはAPIFunctionと互換になるように設計されている：

逆もまた真である：

FormPageの第1引数は完全なFormObjectとして与えることができる：

第1引数が完全なFormObjectになるようにFormPageを評価する：

FormPageの単一のフィールドが，Interpreterを使ってWolfram言語式の入力を変換する：

これは，事実上，以下と同じである：

AnySubsetを使って複数の選択肢が選べるコントローラを生成することができる：

RepeatingElementを使って，加えたり削除したりできるフィールドの集合を生成することができる：

CompoundElementを使ってフィールドの拡張可能な表を作ることができる：

考えられる問題 (1)

Interpreter["String"]は空の文字列を取る．これは，空の文字列と空のフィールドが等しいとみなすFormPageには当てはまらない：

おもしろい例題 (1)

画像にフィルタを適用する，単純なWebアプリケーションを作成する：

トップへ