GaugeLabels
ゲージ関数のオプションで,ゲージ上に置かれるラベルを指定する.
詳細
- GaugeLabelsは次の形式を取ることができる.
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None ゲージラベルなし Automatic 単位をラベルとして加える Full 単位と値をラベルとして加える All すべての値をラベルとして加える "Value" 値をラベルとして加える "Unit" 単位をラベルとして加える label label をラベルとして使う Placed[label,pos] label を位置 pos に置く {label1,label2,…} 複数のラベルを使う - GaugeLabels->NoneまたはGaugeLabels->{}のときは,ラベルは含まれない.
- GaugeLabels->label はゲージ上の自動位置にラベルを指定する,
- ラベルとして式を指定することができる.これは,デフォルトでTraditionalFormで与えられる.テキストの任意の文字列を"text"として与えることもできる.
- GaugeLabels->"Value"の設定のときは,ゲージの値の数値表示がゲージ上に加えられる.
- 単位がある場合は,GaugeLabels->"Unit"の設定を使ってゲージ上に単位のラベルを加えることができる.
- 複数のマーカーがある場合は,最初の値にのみ自動的にラベルが付けられる.
- GaugeLabels->Placed[label,pos]は位置 pos にラベルを加える.
- GaugeLabels->{label1,label2,…}はゲージに複数のラベルを加える.
- ゲージ関数では,Placedで次の位置が可能である.
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Top,Bottom,Left,Right,Center ゲージ画面内の位置 bs スケールに沿った位置 Scaled[bs] スケールに沿ったスケールされた位置 {bx,by} ゲージ内のスケールされた位置{bx,by} {pos,{lx,ly}} ゲージ内の一般位置 pos にあるラベル内のスケールされた位置{lx,ly}
例題
すべて開くすべて閉じる例 (12)
Automaticを使ってゲージの値を表示する:
単位がある場合は,これをゲージのラベルとして加えることができる:
GaugeLabels->Fullを使って,ゲージの値と単位があればそれをラベルにする:
Placedを使ってラベルの置き方を制御する:
スコープ (2)
ラベルはデフォルトでTraditionalFormを使う:
代りにStandardFormを使う:
個別にスタイルが付けられたラベルをLabelStyleと共に使うことができる.その場合,個別に付けられたスタイルの方が優先順位が高い:
アプリケーション (1)
ColorData画像をラベルとして使う:
特性と関係 (1)
FormatTypeを使って全体的な出力フォーマットを指定することができる:
考えられる問題 (2)
異なるフォーマットタイプが組み合された場合,結果は予想できないことが多い:
GaugeLabels->Allを使ってすべてのゲージの値にラベルを付ける:
テキスト
Wolfram Research (2012), GaugeLabels, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GaugeLabels.html.
CMS
Wolfram Language. 2012. "GaugeLabels." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/GaugeLabels.html.
APA
Wolfram Language. (2012). GaugeLabels. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GaugeLabels.html