GridVideo
GridVideo[{v1,v2,…}]
各フレームが全部で vi個の同じ時間のフレームの格子である動画を作る.
GridVideo[{{v11,v12,…},…}]
各動画 vijの配列位置を使って動画の格子を作る.
詳細とオプション
- GridVideoは動画のコラージュとしても知られている.
- GridVideoを使って複数の動画を一度に表示することができる.動画の格子の作成は,会議で複数の人を表示したり,楽器を演奏したり,異なる視点からのシーンを表示したりする際に頻繁に使われている.
- 格子要素 vijはどれも,いかのいずれでもよい.
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video Videoオブジェクト image ImageあるいはGraphics func 画像またはグラフィックスを返す任意の関数 Missing[…] 背景色で塗り潰された開いた空間を導入する - 次は,フレームの組立てを制御するオプションである.
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Background GrayLevel[0.2] 背景色 ConformationMethod Automatic サイズが異なるフレームをどのように合わせるか PaddingSize Automatic 出力フレームの周りに使う充填サイズ Spacings Automatic 入力フレーム間の間隔 VideoPadding Automatic 短い動画のための動画トラック充填スキーム - Spacingsの設定には以下の形式が使える.
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n フレーム間のスペースに n 画素使う Scaled[s] 画素サイズの1/s をスペースとして使う {specx,specy} 各次元に特定のスペースを使う - デフォルトで,GridVideoは新規動画を$WolframDocumentsDirectoryの"Video"ディレクトリに置く.
- 次は,出力動画を制御する特性である.
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CompressionLevel Automatic 使用する圧縮レベル FrameRate Automatic 使用するフレームレート GeneratedAssetFormat Automatic 結果の形式 GeneratedAssetLocation $GeneratedAssetLocation 結果の場所 OverwriteTarget False 既存ファイルに上書きするかどうか RasterSize Automatic 出力動画のラスターサイズ VideoEncoding Automatic 使用する動画の符号化 VideoTransparency False 出力動画が透明度チャンネルを持つべきかどうか
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (4)
動画配列から動画の格子を作成して格子内の2Dの各動画の位置を強制する:
Missingで空白を入れる場所を指定する:
オプション (5)
ConformationMethod (1)
デフォルトで,フレームサイズが異なる動画は"Fit"メソッドを使って合わせられる:
ConformationMethodオプションを使って動画の合わせ方を指定する:
PaddingSize (1)
PaddingSizeオプションを使って出力フレームの周り充填のサイズを制御する:
Spacings (1)
Spacingsオプションを使って入力フレーム間のスペースを制御する:
SpacingsとPaddingSizeの両方を使って画像間および画像の周りにスペースを加える:
テキスト
Wolfram Research (2021), GridVideo, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GridVideo.html (2022年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2021. "GridVideo." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/GridVideo.html.
APA
Wolfram Language. (2021). GridVideo. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GridVideo.html