HodgeDual

HodgeDual[tensor]

tensor のホッジ(Hodge)双対を与える.

HodgeDual[tensor,dim]

次元 dim のスロットにある tensor を双対化する.

HodgeDual[tensor,dim,slots]

指定の slots にある tensor を双対化する.

詳細

  • HodgeDual[tensor]では,tensor のすべてのスロットが同じ次元 dim でなければならない.この次元は黙示的な第2引数とみなされる.結果の階数は dim-r である.ただし,rtensor の階数である.
  • HodgeDual[tensor,dim]は,指定された次元のすべてのスロットにある tensor を双対化する.残りは結果の最後のスロットとして残す.
  • HodgeDual[tensor,dim,slots]では,tensor の指定された slots の次元は dim でなければならない.
  • HodgeDualは,事実上,双対化するスロットを事前に反対称化する.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (2)

三次元ベクトルのホッジ双対:

次元3のスカラーのホッジ双対:

スコープ  (5)

反対称配列のホッジ双対:

スカラーのホッジ双対:

以下の場合は第2引数が必要である:

いくつかのスロットのみが反対称の配列のホッジ双対:

双対化するスロットを指定する:

いくつかのスロットのみのホッジ双対:

記号配列のHodgeDual

1引数形式あるいは冗長な第2引数を使った特性:

2引数形式を使って異なる次元を双対化する:

引数が3つの場合:

特性と関係  (6)

次元 LeviCivitaTensorはその次元における1のHodgeDualである:

任意の正方行列を取る:

これはその行列式を計算する代替法である:

三次元ベクトル場を取る:

これはその回転を計算する代替法である:

ホッジ双対はLeviCivitaTensorによる縮約によっても計算することができる:

反対称配列の二重のホッジ双対は,符号が変わる可能性がある他は,もとの配列と等価である:

記号配列で:

次元 ベクトルのCrossは,そのテンソル積のホッジ双対の( 倍である:

同様に,次元 ベクトルのCrossは,そのウェッジ積のホッジ双対である:

Wolfram Research (2012), HodgeDual, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HodgeDual.html.

テキスト

Wolfram Research (2012), HodgeDual, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HodgeDual.html.

CMS

Wolfram Language. 2012. "HodgeDual." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/HodgeDual.html.

APA

Wolfram Language. (2012). HodgeDual. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/HodgeDual.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_hodgedual, author="Wolfram Research", title="{HodgeDual}", year="2012", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/HodgeDual.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_hodgedual, organization={Wolfram Research}, title={HodgeDual}, year={2012}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/HodgeDual.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}