Insert

Insert[list,elem,n]

list の位置 n に要素 elem を挿入する.n が負の場合,この位置は末尾から数えられる.

Insert[expr,elem,{i,j,}]

expr の位置{i,j,}に要素 elem を挿入する.

Insert[expr,elem,{{i1,j1,},{i2,j2,},}]

複数の位置に要素 elem を挿入する.

Insert[elem,pos]

式に適用可能なInsertの演算子形を表す.

詳細

  • list の頭部はListである必要はなく,任意のものが与えられる.
  • Insertは,対応する通常のリストに効果的に挿入する形でSparseArrayオブジェクトに作用する.
  • exprAssociationオプジェクトのとき,Insert[expr,key->value,pos]は連想に要素を挿入する.
  • 指定された位置が"key"あるいはKey[k]の形式の場合,Insertはこのキーに相当する要素の前に新たな要素を挿入するか,あるいはこのキーがすでに存在する場合にはその値を上書きする.
  • 挿入する要素のキーがすでに存在する場合は,同じキーを持つ古い要素が削除される.
  • Insert[elem,pos][expr]Insert[expr,elem,pos]に等しい.

例題

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  (10)

3番目の位置にxを挿入する:

後ろから2番目の位置にxを挿入する:

数ヶ所にxを挿入する:

二次元配列に挿入する:

a の前に要素を挿入する:

複数の要素を挿入する:

Association中のキーを繰り返す項目の挿入は,前の値を上書きする:

位置を使ってAssociationを挿入する:

最終要素の後ろに挿入する:

より深いレベルに挿入する:

一般化と拡張  (2)

任意の頭部を持つ式に挿入する:

任意の式の任意の場所に挿入する:

アプリケーション  (1)

ホールドされている式に挿入する:

Wolfram Research (1988), Insert, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Insert.html (2014年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1988), Insert, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Insert.html (2014年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1988. "Insert." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/Insert.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Insert. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Insert.html

BibTeX

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BibLaTeX

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