KCoreComponents
KCoreComponents[g,k]
g のもとになっている単純グラフの k-コア構成要素を与える.
KCoreComponents[g,k,"In"]
頂点入次数が最低でも k の k-コア構成要素を与える.
KCoreComponents[g,k,"Out"]
頂点出次数が最低でも k の k-コア構成要素を与える.
KCoreComponents[{vw,…},…]
規則 vw を使ってグラフ g を指定する.
詳細
- k-コア構成要素はすべての頂点次数が最低でも k である弱連結極大部分グラフである.
- KCoreComponentsは構成要素のリスト{c1,c2,…}を返す.各構成要素 ciは頂点のリストとして与えられる.
- 有向グラフ g については,KCoreComponents[g,k]は g の基になっている無向単純グラフの k-コア構成要素を与える.
- KCoreComponentsは,無向グラフ,有向グラフ,多重グラフ,混合グラフに用いることができる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (10)
KCoreComponentsは無向グラフに使うことができる:
KCoreComponentsは任意の大きさのコア構成要素を求めることができる:
k-コアがない場合は,KCoreComponentsは空リストを与える:
KCoreComponentsを大きいグラフに使う:
アプリケーション (3)
特性と関係 (8)
k より小さい出次数の頂点を繰り返し除くことで k-コア構成要素を求める:
ConnectedComponentsを使って k-コアの構成要素を得る:
k-コア構成要素 ci の頂点は ciの中で少なくとも k 近傍を有する:
無向グラフの場合,頂点入次数と頂点出次数は頂点次数に等しい:
k-コアの頂点入次数構成要素と頂点出次数構成要素は k-コア構成要素に等しい:
k-コア構成要素の隣接行列は,少なくとも k 個の非零項目を各行に含む:
テキスト
Wolfram Research (2010), KCoreComponents, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/KCoreComponents.html (2015年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2010. "KCoreComponents." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2015. https://reference.wolfram.com/language/ref/KCoreComponents.html.
APA
Wolfram Language. (2010). KCoreComponents. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/KCoreComponents.html