MapAt

MapAt[f,expr,n]

exprn の位置にある要素に f を適用する.また,n が負で与えられる場合,位置は末尾から数えられる.

MapAt[f,expr,{i,j,}]

expr{i,j,}に該当する位置の部分に f を適用する.

MapAt[f,expr,{{i1,j1,},{i2,j2,},}]

expr の複数の部分に f を適用する.

MapAt[f,pos]

式に適用可能なMapAtの演算子形を表す.

詳細

  • MapAt[f,expr,{i,j,}]およびMapAt[f,expr,{{i,j,}}]expr[[i,j,]]に当たる部分に f を適用する.
  • MapAt[f,expr,{{i1,j1,},{i2,j2,},}]は,expr[[i1,j1,]], expr[[i2,j2,]], に当たる部分に f を適用する. »
  • MapAtで使われる位置のリストの形式は,関数Positionによって返されるものと同じである. »
  • MapAtは,Partにおけるのと同じキー指定を使って,Associationオブジェクトに使うことができる.,
  • MapAtは位置のリストで複数回に渡って言及される特定部分については,f が繰り返し適用される. »
  • MapAt[f,pos][expr]MapAt[f,expr,pos]に等しい.

例題

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  (8)

位置2の部分に f をマップする:

複数の部分に f をマップする:

より深くネストした部分に f をマップする:

f をトップレベルのすべての部分(「第2列」)の第2要素にマップする:

f を連想にマップする:

Key を使って位置を指定する:

文字列sのキーにはKeyは必要ない:

連想中の負の位置を使う:

MapAtの演算子形を使う:

スコープ  (9)

部分指定  (9)

式の単一の要素:

負の数は末尾から数える:

レベル2の部分にマップする:

複数の要素にマップする:

複数のネストした部分にマップする:

Span構文を使ってマップする:

f をより深くネストした部分にマップする:

f を複数の位置にマップする:

f を複数のレベルにマップする:

一般化と拡張  (4)

MapAtは任意の頭部を持った式に使うことができる:

Keyと連想中の整数部分指定は違う:

この関数は頭部にもマップすることができる:

Mapは疎な配列にも使うことができる:

アプリケーション  (4)

行列中の要素をリセットする:

行列中の要素の符号を逆にする:

連続する要素に f をマップした場合を列挙する:

各ステップのランダムな位置でセルの色を逆にする:

特性と関係  (2)

MapAtPositionが返した部分のリストを使うことができる:

次はExtractが返した部分式である:

MapAtは,ある部分が繰り返し言及される場合は f を繰返し適用する:

考えられる問題  (1)

位置のリストが空なので,MapAt[f,expr,{}]f をマップしない:

MapAt[f,expr,{{}}]f を式 expr 全体に当たる位置{}にマップする:

Wolfram Research (1988), MapAt, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MapAt.html (2014年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1988), MapAt, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MapAt.html (2014年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1988. "MapAt." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/MapAt.html.

APA

Wolfram Language. (1988). MapAt. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/MapAt.html

BibTeX

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BibLaTeX

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