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NonNegativeRationals

NonNegativeRationals

x∈NonNegativeRationalsにおけるように，厳密に非負の有理数領域を表す．

詳細

x が数量なら，x∈NonNegativeRationalsは即座に評価される．
Simplify[expr∈NonNegativeRationals,assum]を使って，式が与えられた仮定の下で非負の有理数に対応するかどうかを判定することができる．
(x₁|x₂|…)∈NonNegativeRationalsおよび{x₁,x₂,…}∈NonNegativeRationalsは，すべての x_iが非負の有理数かどうかを調べる．
非負の整数の領域は非負の有理数の領域の部分集合であるとみなされる．
NonNegativeRationalsは，StandardFormとTraditionalFormではとして出力される．タイプセットした形はnnratsを使って入力できる．

例題

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例 (3)

2/3は非負の有理数である：

非負の有理数の和は非負の有理数である：

方程式の非負の有理数解を求める：

スコープ (5)

数式の領域帰属を調べる：

領域の帰属仮定を立てる：

Reduceが動作すべきデフォルトの領域を指定する：

いくつかの数が非負の有理数かどうか調べる：

任意の数が明示的に非負の有理数ではない場合，結果はFalseである：

TraditionalFormによる表示：

特性と関係 (4)

NonNegativeRationalsに帰属することは，Rationalsに帰属して非負であること同じである：

NonNegativeRationalsはNonNegativeIntegersを含む：

NonNegativeRationalsは，NonNegativeReals，Algebraics，Complexesに含まれる：

NonNegativeRationalsはNegativeRationalsと互いに素である：

NonNegativeRationalsはNonPositiveRationalsと交わる：

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