PaddingLayer
PaddingLayer[{{m1,n1},{m2,n2},…}]
配列のレベル i で入力配列の先頭を mi個の要素,末尾を ni個の要素で充填するネット層を表す.
詳細とオプション
- PaddingLayerは,NetChainやNetGraph内で使われることが多い.
- 次のパラメータをオプションとして含むことができる.
-
Padding 0 使用する充填タイプ - "Padding"オプションの使用可能な明示的設定には次が含まれる.
-
val 一定の値 val で充填する "Fixed" 各境界上の要素を繰り返す "Reflected" 境界内の配列の鏡映 - デフォルトオプションは値0による充填である.
- "Padding"の値の"Fixed"は,各コーナーに加えられた画素の長方形が,もとの配列のコーナーの画素のコピーであることを示す.
- PaddingLayerは,NetGraph等で使うために次のポートを開放する.
-
"Input" 階数が1以上の配列 "Output" 階数が1以上の配列 - より大きいネットの他の層から推測できない場合は,オプション"Input"{d1,…,dn}を使ってPaddingLayerの入力を次元 d1×…×dnの配列に固定することができる.
- PaddingLayer[…][input]は,層を適用して明示的に出力を計算する.
- PaddingLayer[…][{input1,input2,…}]は,各 inputiについて明示的に出力を計算する.
- NumericArrayが入力として与えられると出力はNumericArrayになる.
- Options[PaddingLayer]は層を構築する際のデフォルトオプションのリストを与える.Options[PaddingLayer[…]]はデータについて層を評価する際のデフォルトオプションのリストを与える.
- Information[PaddingLayer[…]]は層についてのレポートを与える.
- Information[PaddingLayer[…],prop]はPaddingLayer[…]の特性 prop の値を与える.使用可能な特性はNetGraphと同じである.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
スコープ (3)
引数 (2)
ポート (1)
"Fixed"充填を使って三次元配列として符号化された画像を充填するPaddingLayerを作る:
オプション (3)
特性と関係 (1)
PaddingLayerはArrayPadに等しい:
PaddingLayerは"Fixed"充填タイプもサポートする:
Wolfram Research (2017), PaddingLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PaddingLayer.html (2017年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2017), PaddingLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PaddingLayer.html (2017年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2017. "PaddingLayer." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2017. https://reference.wolfram.com/language/ref/PaddingLayer.html.
APA
Wolfram Language. (2017). PaddingLayer. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PaddingLayer.html