PaneSelector
PaneSelector[{val1expr1,val2expr2,…},x]
valiと x が等価であるような expriを含むペインとして表示されるオブジェクトを表す.
PaneSelector[{val1expr1,val2expr2,…},Dynamic[x]]
設定が動的に更新される x の現行値であるとみなす.
PaneSelector[{val1expr1,…},x,default]
x が valiのいずれでもない場合に default を表示する.
詳細とオプション
- default が与えられておらず x が valiのいずれとも等しくない場合は,PaneSelectorが空白エリアとして表示される.
- valiは,文字列,ボックス,グラフィックス,あるいは他の任意の式でよい.
- 次のオプションを与えることができる.
-
Alignment {Automatic,Automatic} 表示エリアのオブジェクトをどのように整列させるか Background None 使用する背景色 BaselinePosition Automatic 周囲のテキストのベースラインと何を揃えるか BaseStyle {} 表示オブジェクトのベーススタイル指定 ContentPadding True 余白をコンテンツの周囲にぴったりになるように縮めるかどうか FrameMargins Automatic 枠全体の内側に残す余白 ImageMargins 0 表示されたオブジェクト画像の周囲の余白 ImageSize All 表示されたオブジェクトの全体としての画像サイズ TransitionDirection Left スイーピングあるいはワイピングで移行する方向 TransitionDuration 0.5 ペインの切換えの際の視覚効果の持続時間(単位:秒) TransitionEffect None ペインを切り換える際に使用する視覚効果 - デフォルトのオプション設定ImageSize->Allのとき,PaneSelector は全体のサイズが変わらないように,表示される expriで最大のもののスペースを取る.
- ImageSize->Automaticのオプション設定では,PaneSelectorは現在表示されている expri分のスペースしか取らない.
- BaseStyleの設定値は,一般に現行スタイルシートの"PaneSelector"スタイルで与えられるデフォルトスタイルに加えられる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
オプション (9)
Wolfram Research (2007), PaneSelector, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PaneSelector.html (2012年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2007), PaneSelector, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PaneSelector.html (2012年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2007. "PaneSelector." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2012. https://reference.wolfram.com/language/ref/PaneSelector.html.
APA
Wolfram Language. (2007). PaneSelector. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PaneSelector.html