RadialGradientImage

RadialGradientImage[gcol]

勾配色 gcol に基づいて,中心からコーナーに向けて放射状に変化する画像を返す.

RadialGradientImage[{pos1,pos2}gcol]

勾配が pos1で始まり pos2で終る画像を返す.

RadialGradientImage[,size]

指定されたサイズ size の放射勾配画像を返す.

RadialGradientImage[,size,"type"]

指定の型に変換された画像を与える.

詳細とオプション

  • RadialGradientImageは,中心と半径が入力位置で指定された,一定の放射勾配を持つ2Dあるいは3Dの画像を作る.
  • カラースキーム指定 gcol は,以下のいずれでもよい.
  • {col1,col2,}複数の色指示子 coliの混合
    "name"ColorData["name"]
    fスカラー距離に基づいた色を返す関数 f
  • 関数 f に渡される引数は,デフォルトで,画素から pos1までの正規化された距離である.
  • 位置指定 posiは以下のいずれでもよい.
  • {x,y} あるいは {x,y,z}絶対画素位置
    Left,Right 軸(2Dあるいは3D)
    Bottom,Top 軸が2D, 軸が3D
    Front,Back 軸が3D
    Center中央揃え
    {posx,}名前付き位置のリスト
  • 制約されていない位置は,中央揃えであるとみなされる.
  • デフォルトで,位置は標準画像座標系にあるものとみなされる.
  • size 指定は次のいずれかでよい.
  • sideサイズ{side,side}の2D画像
    {width,height}2D画像のサイズ指定
    {width,depth,height}3D画像のサイズ指定
  • デフォルトの size は,2D画像の場合は{150,150},3D画像の場合は{64,64,64}である.
  • RadialGradientImage[]RadialGradientImage[{Black,White}]に等しい.
  • LinearGradientImageには,ImageImage3Dの全オプションに以下の追加・変更を加えたものを使うことができる.
  • ColorFunction Automatic各画素をどのように彩色するか
    ColorFunctionScaling TrueColorFunctionへの引数をスケールするかどうか
    DataRangeFullもとになっている画像の座標範囲
    Padding"Fixed"充填スキーム
  • DataRangeの使用可能な設定値
  • Automatic2Dでは{{0,1},{0,h/w}},3Dでは{{0,1},{0,d/w},{0,h/w}}
    Full2Dでは{{0,w},{0,h}},3Dでは{{0,w},{0,d},{0,h}}(デフォルト)
    {{left,right},{bottom,top}}2Dにおける明示的な座標範囲
    {{left,right},{front,back},{bottom,top}}3Dにおける明示的な座標範囲

例題

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  (3)

グレースケール放射勾配画像を作る:

中心からコーナーまでの色の放射混合:

左下のコーナーを中心とした放射勾配画像:

スコープ  (14)

カラースキーム  (6)

2色の放射混合:

多色の放射混合:

色を繰り返してその色のより太い帯を得る:

色勾配スキームを使う:

色相を彩色関数として使う:

カスタムの色関数を指定する:

位置  (6)

デフォルトで,中心からコーナーへの放射勾配画像が生成される:

左中心から右中心へのラジアル勾配:

コーナーから中心への勾配画像:

コーナーからコーナーへの勾配画像:

1つの次元に沿った位置が与えられていない場合は,その次元については中央揃えが使われる:

前中心から後ろコーナーへの3D勾配画像:

サイズ  (2)

デフォルトで,サイズの2D画像が生成される:

出力サイズを指定する:

絶対画素位置が与えられている場合は,位置を含む最小サイズの画像が返される:

異なる出力サイズを指定する:

デフォルトで,サイズがの3D画像が生成される:

出力サイズを指定する:

オプション  (1)

ColorFunction  (1)

色指定がない場合は,GrayLevelがデフォルトの色関数である:

他の色関数を指定する:

組込みの色勾配を使う:

Blendを使って複数の色を混ぜ合せた色関数を指定する:

アプリケーション  (2)

画像フレームを作る:

画像の成分を,中心からコーナーに向かって変化する虹色で彩色する:

Wolfram Research (2014), RadialGradientImage, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/RadialGradientImage.html (2020年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2014), RadialGradientImage, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/RadialGradientImage.html (2020年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2014. "RadialGradientImage." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/RadialGradientImage.html.

APA

Wolfram Language. (2014). RadialGradientImage. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/RadialGradientImage.html

BibTeX

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BibLaTeX

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