ReplaceImageValue
ReplaceImageValue[image,posval]
image の位置 pos の画素値を val に変える.
ReplaceImageValue[image,posval,"type"]
val が指定されたタイプであると仮定する.
詳細とオプション
- ReplaceImageValueは,しばしば,選択位置の画像の値を置換することで,画像の集合や2Dあるいは3Dの画像の注釈に使われる.
- ReplaceImageValueは,デフォルトで,位置 pos が標準的な画像座標系であると仮定する.
- 位置 pos は以下のいずれの形でもよい.
-
{x,y}あるいは{x,y,z} 2Dあるいは3Dにおける単一位置 {xmin;;xmax,…} 位置のスパン {xmin;;xmax;;xstep,…} 刻み幅がある位置のスパン {pos1,pos2,…} 位置指定のリスト markerimage マーカー画像 - ReplaceImageValue[image,{pos1->val1,…}]を使って複数位置の画素値を設定することができる.
- 位置 pos が画素と画素の境界上にあるときは,すべての隣接画素が変更される.
- ReplacePixelValueを使って,厳密な画素位置を整数指標で指定する.
- 画像の値 val は次の形式の1つでよい.
-
s スカラー color 色 {s1,s2,…} チャンネル値のリスト - 次は,"type"の可能な設定である.
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"Bit" 0または1の整数 "Byte" 0から255までの整数 "Bit16" 0から65535までの整数 "Real32" 単精度実数(32ビット) "Real64" 倍精度実数(64ビット) - DataRangeオプションを設定することで他の座標系を指定することができる.以下はよく使われる設定値である.
-
Automatic 2Dでは{{0,1},{0,h/w}},3Dでは{{0,1},{0,d/w},{0,h/w}} Full 2Dでは{{0,w},{0,h}},3Dでは{{0,w},{0,d},{0,h}} {{left,right},{bottom,top}} 明示的な座標範囲(2D) {{left,right},{front,back},{bottom,top}} 明示的な座標範囲(3D) - ReplaceImageValueは,一般に,image と同じタイプの画像を与える.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (15)
位置 (6)
Spanを使って複数の画像の値を置換する:
オプション (5)
DataRange (5)
特性と関係 (5)
ReplaceImageValueは画像の中の画素にしか影響しない:
座標が画素と画素の境界に当る場合,それを取り囲むすべての画素が置換される:
ImageValueを"Nearest"のリサンプリングおよび"Fixed"の充填と共に使って設定された画素を読み込む:
テキスト
Wolfram Research (2012), ReplaceImageValue, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ReplaceImageValue.html (2014年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2012. "ReplaceImageValue." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/ReplaceImageValue.html.
APA
Wolfram Language. (2012). ReplaceImageValue. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ReplaceImageValue.html