ResizeLayer

ResizeLayer[{d}]

二次元配列を一次元配列にリサイズする層を表す.

ResizeLayer[{d1,,dn}]

(n+1)配列を n 次元配列にリサイズする層を表す.

詳細とオプション

  • ResizeLayerは,通常は,リサンプリングによって入力配列の1つまたは複数の次元をリサイズするためにNetChainNetGraph等の中で使われる.
  • ResizeLayerは,デフォルトあるいはInterleavingFalseのときに,最初の次元をチャンネル次元として扱うが,これは変わらない.InterleavingTrueと設定すると,チャンネル次元は入力および出力配列の最後の次元であるとみなされる.
  • ResizeLayer[{d1,,dn}]diは以下のいずれでもよい.
  • n次元をサイズ n にスケールする
    Scaled[r]次元がもとのサイズの割合 r になるようにスケールする
    All次元は変更しない
  • 次の任意のパラメータを使うことができる.
  • Interleaving Falseチャンネルがインターリーブされていると仮定するかどうか
    Resampling Automaticリサンプリングのメソッド
    "Scheme"Automaticリサンプリングのスキーム
  • Resamplingメソッドには次の明示的な設定を使うことができる.
  • "Linear"区分線形補間
    "Nearest"最近傍
  • "Scheme"パラメータの明示的な設定には以下がある.
  • Automaticメソッドによる自動選択
    "Point"点サンプリング
    "Bin"ビンサンプリング
  • "Scheme"パラメータの設定はArrayResampleの第3引数と同じ意味を持つ.
  • "Scheme"パラメータの自動選択では,Resampling"Linear"に設定されているときは"Point"が,Resampling"Nearest"に設定されているときは"Bin"が選ばれる.
  • Resamplingメソッドが"Nearest"のときは,ResizeLayer[{Scaled[m],Scaled[n],}]の特殊ケース(m, n, ... が正の整数)しか現時点では実装されていない.
  • ResizeLayerは次のポートを開放する.
  • "Input"配列
    "Output"入力と同じ階数の配列
  • ResizeLayer[][input]は,層を適用して明示的に出力を計算する.
  • ResizeLayer[][{input1,input2,}]は,各 inputiについて明示的に出力を計算する.
  • NumericArrayが入力として与えられると,出力はNumericArrayになる.
  • Options[ResizeLayer]は層を構築する際のデフォルトオプションのリストを与える.Options[ResizeLayer[]]はデータについて層を評価する際のデフォルトオプションのリストを与える.
  • Information[ResizeLayer[]]は層についてのレポートを与える.
  • Information[ResizeLayer[],prop]ResizeLayer[]の特性 prop の値を与える.使用可能な特性NetGraphと同じである.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (2)

三次元配列のサイズを c×8×8に変更するResizeLayerを作る:

行列のサイズを c×2に変更するResizeLayerを作る:

この層を c =1の入力行列に適用する:

スコープ  (2)

Arguments  (1)

三次元配列のサイズを特定のサイズに変更するResizeLayerを作る:

この層を入力に適用する:

結果をプロットする:

ポート  (1)

入力画像の高さは保存して幅を1.5倍にするResizeLayerを作る:

この層を画像に適用する:

この層を画像のバッチに縫い込む:

オプション  (2)

Interleaving  (1)

InterleavingFalseおよび1つの入力チャンネルでResizeLayerを作成する:

InterleavingTrueおよび1つの入力チャンネルでResizeLayerを作成する:

Resampling  (1)

線形補間を使って係数3で配列をアップサンプルする:

最近傍補間を使って係数3で配列をアップサンプルする:

Wolfram Research (2017), ResizeLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ResizeLayer.html (2021年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2017), ResizeLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ResizeLayer.html (2021年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2017. "ResizeLayer." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/ResizeLayer.html.

APA

Wolfram Language. (2017). ResizeLayer. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ResizeLayer.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_resizelayer, author="Wolfram Research", title="{ResizeLayer}", year="2021", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/ResizeLayer.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_resizelayer, organization={Wolfram Research}, title={ResizeLayer}, year={2021}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/ResizeLayer.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}