RunScheduledTask
RunScheduledTask[expr]
1秒に1回の割合で繰り返し expr を評価するローカルにスケジュールされたタスクを,スケジュールし開始する.
RunScheduledTask[expr,time]
time 秒に1回の割合で繰り返し expr を評価するタスクをスケジュールし開始する.
RunScheduledTask[expr,{time}]
time 秒後に1回だけ expr を評価するタスクをスケジュールし開始する.
RunScheduledTask[expr,{time,count}]
time 秒に1回の割合で count 回まで expr の評価を試みるタスクをスケジュールし開始する.
RunScheduledTask[expr,timespec,start]
start の時間に自動的に開始するタスクをスケジュールする.
RunScheduledTask[CloudObject[…]]
既存のクラウドタスクあるいはドキュメント生成器を非同期実行する.
詳細とオプション
- ローカルタスクについては,RunScheduledTaskは開始されたタスクを表すScheduledTaskObject式を返す.クラウドタスクおよびドキュメント生成器については,RunScheduledTaskはそのタスクのCloudObjectを返す.
- RunScheduledTaskは,現行のWolfram言語セッションでローカルに実行されるタスクを作る.タスクの状態は,セッション間では保存されない.
- RunScheduledTask[x]は事実上StartScheduledTask[CreateScheduledTask[x]]に等しい.
- start はタスクがアクティベートされる絶対時間であるとみなされる.
- expr の初回評価はアクティベートの time 秒後に行われる.
- 2つのタスクが同時に評価されるようにスケジュールされている場合,後で加えられたタスクが先に実行される.
- デフォルトで,expr の評価に必要な時間が time を上回る場合は,保留になっている次の評価が省略される.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (11)
スコープ (2)
オプション (1)
GeneratedDocumentBinding (1)
GeneratedDocumentBindingオプションを使ってドキュメント生成器の設定されたドライバを無効にする.ドキュメント生成器を配備する:
テキスト
Wolfram Research (2010), RunScheduledTask, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/RunScheduledTask.html (2014年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2010. "RunScheduledTask." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/RunScheduledTask.html.
APA
Wolfram Language. (2010). RunScheduledTask. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/RunScheduledTask.html