ScaleRangeStyle
ゲージ関数のオプションで,スケールの異なる区分にどのようにスタイル付けすればよいかを表す.
詳細
- ScaleRangeStyleは範囲の前景と背景の両方にスタイルを与える.
- ScaleRangeStyle->style はデフォルトで,すべての範囲を指定されたスタイルで描画するように指定する.
- ScaleRangeStyle->{style1,style2,…}は範囲 i に styleiに従ってスタイル付けするように指定する.
- ScaleRangeStyleはScaleRangesのためのスタイルの指示を与える.使用可能な形には以下がある.
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None 特別なスタイルはなし Automatic デフォルトスタイル style 範囲の背景のスタイル {styleback,stylefront} 背景と前景に別々のスタイル n ColorData[n]からのスタイル "name" ColorData["name"]からサンプルとして取られた離散スタイル cf 色関数 cf からサンプルとして取られた離散スタイル - Thick,Red,DashedやThickness,RGBColor,Dashingのようなグラフィックス指示子,またDirectiveで与えられるそれらの組合せを使ってスタイルを指定することができる.前景のスタイルもまたFontSizeやFontFamily等のオプションのための規則を含むことができる.
- ScaleRanges->{{r1,min,r1,max}->s1,{r2,min,r2,max}->s2,…}を使って{ri,min,ri,max}のためのスタイル siを指定することができる.
- ScaleRangesの設定で指定された明示的なスタイルはScaleRangeStyleで指定されたスタイルを無効にする.
例題
例 (10)
デフォルトで,スケール範囲はマーカーの色に基づいてスタイル付けされる:
ScaleRangeStyle->{None,style}を使ってスケールのみにスタイルを付ける:
色は,ScaleRangeStyleで指定されていない場合は,Automaticスタイリングから取られる:
規則で指定されたスタイルはScaleRangeStyleを無効にする:
Wolfram Research (2012), ScaleRangeStyle, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ScaleRangeStyle.html.
テキスト
Wolfram Research (2012), ScaleRangeStyle, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ScaleRangeStyle.html.
CMS
Wolfram Language. 2012. "ScaleRangeStyle." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ScaleRangeStyle.html.
APA
Wolfram Language. (2012). ScaleRangeStyle. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ScaleRangeStyle.html