SetProperty
SetProperty[{obj,itemspec},namevalue]
obj 中の itemspec の namevalue を設定する.
詳細
- 特性はGraphのようなオブジェクト中の特定の名前付きの項目の name->value のペアを保存し操作するために使われる.
- SetPropertyは,特性値を変更したオブジェクトを与える.
- 項目指定 itemspec は,一般に{collection,index}の形を取る.
- index は,一般に次の形を取る.
-
ind 単一の指標 {ind1,ind2,…} 指標のリスト All collection 中の可能なすべての指標 patt collection 中の patt にマッチする指標 - collection は,一般に次の形を取る.
-
col 単一の集合 {col1,col2,…} 集合のリスト All 可能なすべての集合 patt patt にマッチする集合 - collection の形の項目指定 itemspec は,集合中のすべての指標についてデフォルト値を参照する.
- Graphオブジェクトで使用可能な項目には頂点と辺が含まれる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (6)
頂点の特性 (2)
標準的な頂点特性にはVertexStyleが含まれる:
不可視特性にはVertexWeightが含まれる:
辺の特性 (2)
アプリケーション (3)
Foldを使ってSetPropertyを繰り返し適用する:
特性と関係 (6)
Propertyをラッパーとして使ってGraph等の関数の特性を指定する:
PropertyValueを使って値を抽出する:
未定義の特性については,値$Failedが返される:
PropertyValueを使ってグラフの特性を設定する:
PropertyValueを使ってグラフ特性の設定を解除する:
PropertyListを使ってある特性が存在するかどうか調べる:
RemovePropertyを使ってもとのグラフに変更を加えずに特性を取り除く:
考えられる問題 (1)
PropertyValueは一般にSetPropertyより高速である:
テキスト
Wolfram Research (2010), SetProperty, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/SetProperty.html.
CMS
Wolfram Language. 2010. "SetProperty." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/SetProperty.html.
APA
Wolfram Language. (2010). SetProperty. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/SetProperty.html