StringEndsQ

StringEndsQ["string",patt]

"string"の末尾が文字列式 patt にマッチする場合はTrueを，それ以外の場合はFalseを返す．

StringEndsQ["string",{patt1,patt2,…}]

"string"の末尾が任意の pattiにマッチする場合はTrueを返す．

StringEndsQ[{"string1","string2",…},patt]

各"stringi"についての結果のリストを与える．

StringEndsQ[patt]

式に適用可能なStringEndsQの演算子形を表す．

詳細とオプション

  • 文字列式 patt は，StringExpressionの詳細部分で指定された任意のオブジェクトを含むことができる．
  • オプションをIgnoreCase->Trueと設定すると，StringEndsQは大文字と小文字を同じものとして扱う．
  • StringEndsQ[patt][expr]はStringEndsQ[expr,patt]に等しい．
  • StringEndsQ[BioSequence["type","seq"],patt]は，文字列"seq"の末尾を patt に対してチェックする．この場合，patt 内の縮重記号は生体分子配列のタイプに基づいてワイルドカードパターンとして解釈される．Verbatim["patt"]を使って縮重記号を文字通りマッチングする．
  • BioSequenceのドキュメントには，各生体分子配列タイプについてサポートされる縮重記号がリストされている．
  • StringEndsQは，環状の生体分子配列に対して特別の動作は行わないが，文字列の最後を配列の縮重した末尾として解釈する．

例題

すべて開くすべて閉じる

例  (4)

文字列が指定された接尾辞で終っているかどうかをチェックする：

文字列のリストを入力として与える：

文字列パターンを使って接尾辞を指定する：

StringEndsQの演算子形を使う：

演算子形を使って文字列を選ぶ：

スコープ  (9)

文字列パターンを使う：

正規表現を使う：

正規表現と文字列パターンを混ぜて使う：

日付にパターンマッチングを使う：

どちらかのパターンが出現するかどうかテストする：

StringEndsQは文字列のリストに自動的に縫い込まれる：

生体分子配列が特定の部分文字列で終っているかどうかをチェックする：

パターンにワイルドカードを使って生体分子配列と比較する：

"S"は生体分子配列においてのみ縮重記号である：

Verbatimを使って文字通りの縮重記号をチェックする：

オプション  (2)

IgnoreCase  (2)

IgnoreCaseTrueを使って部分文字列の存在を大文字小文字を無視してチェックする：

大文字小文字を無視したチェックの演算子表現：

特性と関係  (8)

StringEndsQは第1引数の文字列のリストに縫い込まれる：

StringEndsQ["string",{patt1,patt2,…}]はStringEndsQ["string",Alternatives[patt1,patt2,…]]に等しい：

StringStartsQは指定した文字列の冒頭がパターンにマッチするかどうかをチェックする：

StringEndsQは指定した文字列の末尾がパターンにマッチするかどうかをチェックする：

StringMatchQを使って文字列全体がパターンにマッチするかどうかをチェックする：

StringEndsQは指定文字列の末尾がパターンにマッチするかどうかをチェックする：

StringEndsQは，StringMatchQがTrueのときは常にTrueを返す：

StringEndsQ["string",patt]はStringMatchQ["string",___~~patt~~EndOfString]に等しい：

StringEndsQ["string",patt]はStringContainsQ["string",patt~~EndOfString]に等しい：

StringPositionを使って指定文字列の冒頭と末尾の位置を得る：

StringCasesを使ってパターンにマッチする末尾の部分を抽出する：

Wolfram Research (2015), StringEndsQ, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/StringEndsQ.html （2020年に更新）.

テキスト

Wolfram Research (2015), StringEndsQ, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/StringEndsQ.html （2020年に更新）.

CMS

Wolfram Language. 2015. "StringEndsQ." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/StringEndsQ.html.

APA

Wolfram Language. (2015). StringEndsQ. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/StringEndsQ.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_stringendsq, author="Wolfram Research", title="{StringEndsQ}", year="2020", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/StringEndsQ.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_stringendsq, organization={Wolfram Research}, title={StringEndsQ}, year={2020}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/StringEndsQ.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}