StyleHints

StyleHints

セルおよびノートブックのオプションで，スタイルシートの動作の制御に使われるヒントを含む連想を指定する．

詳細

  • StyleHintsは，スタイル集合の全体的な整合性を維持しながら，デフォルトのスタイルシートの選択を無効にするためにユーザが設定できるパラメータをスタイルシートが参照できるようにするメカニズムを提供する．ヒントは，フォントファミリ名，色，その他のスタイルパラメータを参照する場合がある．ヒントを一緒に設定すると，スタイルシートを微調整してスタイルシートで設定された全体的な整合性と選択肢を維持しながら異なる外観のテーマを表すことができる．
  • 組込みのWolframスタイルシートが使うヒントには以下がある．
  • "CodeFont"入力，出力，コード，その他のコード様のスタイルのためのデフォルトのFontFamily
    "GroupOpener"セクションおよびセクション様のスタイルのための，デフォルトのShowGroupOpenerの値
    "OperatorRenderings"入力および同様のスタイルで使われるAutoOperatorRenderingsのデフォルトのリスト
  • StyleHints<|key1val1,…|>は，事実上，keyiをより一般的なスコープから継承された任意のキーと統合する．完全に統合されたキーと値の集合はAbsoluteCurrentValueを使って読むことができる．

例題

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例  (2)

セルにスタイルヒントを使ってコードのフォント設定を無効にする：

スタイルヒントの解決された値についてのクエリを行う：

スコープ  (2)

ノートブックにスタイルヒントを設定する：

スタイルヒントを使うスタイル定義セルを作成する：

new style

考えられる問題  (1)

CurrentValueは，継承されたものがある場合は，有効なすべてのスタイルヒントを返さないことがある：

継承されたすべてのスタイルヒントを完全に解決するためにはAbsoluteCurrentValueを使うとよい：

Wolfram Research (2021), StyleHints, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/StyleHints.html.

テキスト

Wolfram Research (2021), StyleHints, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/StyleHints.html.

CMS

Wolfram Language. 2021. "StyleHints." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/StyleHints.html.

APA

Wolfram Language. (2021). StyleHints. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/StyleHints.html

BibTeX

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BibLaTeX

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