SubValues

SubValues[f]

シンボル f について,すべての部分値(f[][]についての値)に対応する変換規則をリストで返す.

SubValues["symbol"]

"symbol"という名前のシンボルが存在する場合に,そのシンボルについて定義されたすべての部分値に対応する変換規則のリストを与える.

詳細とオプション

  • SubValues[f]=list の形式の割当てを行うことで f についての部分値を指定することができる.
  • SubValuesが返すリストはHoldPattern[lhs]:>rhs の形式の要素を持つ.

例題

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  (1)

シンボル f の部分値を定義する:

以下は f に関連付けられた部分値である:

スコープ  (4)

SubValuesはシンボルについて定義された部分値に対応する規則を返す:

SubValuesは任意の深さの頭部について定義できる:

いくつかの値を作る:

名前がfで始まる関数の部分値を得る:

SubValuesを使って直接値を設定することができる:

アプリケーション  (3)

抽出可能な特性についてのデータオブジェクトを作る:

これらの定義はSubValuesとして保存される:

与えられたオブジェクトからすべての特性を抽出する:

結果の規則は与えられた順序になる:

定義を並べ替える:

シンボルの定義を他のシンボルにコピーする:

特性と関係  (5)

値は即時割当てでも遅延割当てでも定義できる:

HoldPatternを使って規則をそれ自身の定義から保護する:

HoldPatternがないと,左辺が評価されてしまう:

指定されたシンボルが存在しない場合,SubValues["sym"]はメッセージを出す:

シンボルは存在するが定義がない場合は空リストが返される:

DefinitionInformationは部分値を表示するがそれを値として返すことはない:

SubValuesはプログラムで使える値を返す:

式の評価にはマッチする部分値を適用することが含まれる:

Wolfram Research (1991), SubValues, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/SubValues.html (2022年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1991), SubValues, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/SubValues.html (2022年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1991. "SubValues." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/SubValues.html.

APA

Wolfram Language. (1991). SubValues. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/SubValues.html

BibTeX

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BibLaTeX

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