Symbol

Symbol["name"]

名前 name の付いたシンボルを表す．

詳細

  • すべてのシンボル（Symbolを使い明示的に入力されたものとそうではないものを含む）は，Symbolの頭部を持つ．
  • x_Symbolは，シンボルのパターンとして使うことができる．
  • Symbol["name"]において，文字列"name"は任意のシンボルに対する適切な名前でなければならない．ローマ字，文字的なシンボルそして数字を含むことができる．ただし，最初に数字がきてはならない．
  • Symbol["name"]は，指定された名前のシンボルがすでに存在していないとき，それを新規のシンボルとして生成する．
  • x 等のシンボルは"x"の名前を持つ．
  • Symbol["name"]が新規にシンボルを生成するときは，$Contextで指定されるコンテキストにおいて生成する．

例題

すべて開くすべて閉じる

例  (1)

スコープ  (4)

Symbolを使ってプログラム中に新たなシンボルを作る：

Symbolをパターンマッチに使う：

与えられたコンテキスト中にシンボルを作る：

現行コンテキスト中にシンボルを作る：

アプリケーション  (1)

プログラム中にいくつかのシンボルを作る：

特性と関係  (9)

Symbolは現行コンテキスト中に新たなシンボルを作る：

Uniqueは一意的な新しい名前を持つシンボルを作る：

Moduleは評価されるたびに新たな一時的シンボルを作る：

SymbolとSymbolNameは互いに逆の関係にある：

シンボルの関数の多くがシンボル名をも引数として容認する：

Contextはシンボルのコンテキストを与える：

可能なシンボル名は正規表現で特徴付けることができる：

Symbolはコンテキストエイリアスを解決する：

LocalSymbolとCloudSymbolは値の永久的なストレージを提供する：

考えられる問題  (1)

名前はシンボル名の構文を満足しなければならない：

Wolfram Research (1988), Symbol, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/Symbol.html （1996年に更新）.

テキスト

Wolfram Research (1988), Symbol, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/Symbol.html （1996年に更新）.

CMS

Wolfram Language. 1988. "Symbol." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 1996. https://reference.wolfram.com/language/ref/Symbol.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Symbol. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Symbol.html

BibTeX

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BibLaTeX

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