WolframのWebサイトのコンテンツとインタラクトしたりフォームを送信したりするためには，JavaScriptを有効にしてください．有効にする方法

SymbolicIdentityArray

SymbolicIdentityArray[{n₁,n₂,…}]

要素が a_{i₁,i₂,…,j₁,j₂,…}の n₁×n₂×…×n₁×n₂×…配列（すべて i_kj_kのときは1，それ以外の場合は0）を表す．

詳細

SymbolicIdentityArray[{n₁,n₂,…}]における有効な次元指定 n_iは正の整数である．記号による次元指定を使うこともできることがある．
SymbolicIdentityArrayは，ArraySymbolオブジェクトを含む微分によって生成されることがある．
正の整数による数値次元の指定 n_iがある配列 a=SymbolicIdentityArray[{n₁,n₂,…}]については，Normal[a]は a を明示的な配列に変換する．SparseArray[a]は a をSparseArrayに変換する．

例題

すべて開くすべて閉じる

例 (2)

記号配列変数のそれ自身についての偏微分はSymbolicIdentityArrayである：

明示的な数値次元でSymbolicIdentityArrayを作成する：

a を明示的な配列に変換する：

a をSparseArrayに変換する：

スコープ (2)

算術操作：

配列操作：

特性と関係 (5)

SymbolicIdentityArrayは，配列の記号表現を与える：

Normalを使って a を明示的な配列に変換する：

IdentityMatrix[n]は，SymbolicIdentityArray[{n}]の明示的なバージョンを与える：

SymbolicIdentityArrayはSymbolicDeltaProductArrayの特殊ケースである：

記号配列変数のそれ自身に対しての微分はSymbolicIdentityArrayである：

SymbolicIdentityArrayオブジェクトはArrayDotについての単位元である：

トップへ