TagSet

f/:lhs=rhs

rhs lhs の値に割り当てて,この割当てをシンボル f に結合する.

詳細

  • TagSetは,適宣,上向の値,下向き値,または部分値を定義する.
  • f/:lhs=rhs のシンボル f lhs に,lhs の頭部,頭部の頭部,lhs の要素の1つ,または1要素の頭部として現れなければならない.
  • f/:h[f[args]]=rhs が一般的である.
  • ?symbolとタイプ入力することで特定のシンボルに結合されたすべての規則を見ることができる.
  • 複数の f lhs に現れる場合,f/:lhs=rhs は,この割当てをそれぞれに結合する.
  • 未評価のシンボル形式で現れる場合,変数がネストしている場合に必要に応じて改名されるように,TagSetはスコープ構成として取り扱われる.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (1)

記号の記号的特性を定義する:

スコープ  (3)

さまざまな種類の値  (3)

それ自身の値については,タグは冗長である:

下向きの値については,タグは冗長である:

タグを使って上向きの値を定義する:

アプリケーション  (1)

為替レートのデータベースを構築する:

特性と関係  (5)

^=はタグと同じように上向きの値を定義する:

即時的定義の右辺は定義が行われたときに評価される:

遅延的定義の右辺は定義が使われるたびに評価される:

同じ左辺を持つ定義は以前のものを上書きする:

Definitionは記号に関連する定義を出力する:

Informationは定義を含む記号のさまざまな情報を出力する:

UpValuesは定義された任意の上向きの値に対応する規則のリストを返す:

=.を使って特定の左辺を持つ定義を除去する:

すべての定義を除去する:

考えられる問題  (2)

大域変数があると,パターン変数は予想外の動作をすることがある:

遅延的割当ては予想通りに動作する:

上向きの値を使って下付き文字の付いた変数に割り当てる:

下付き文字付きの変数は指標付きの変数とは異なる:

Wolfram Research (1988), TagSet, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TagSet.html.

テキスト

Wolfram Research (1988), TagSet, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TagSet.html.

CMS

Wolfram Language. 1988. "TagSet." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/TagSet.html.

APA

Wolfram Language. (1988). TagSet. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TagSet.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_tagset, author="Wolfram Research", title="{TagSet}", year="1988", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/TagSet.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_tagset, organization={Wolfram Research}, title={TagSet}, year={1988}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/TagSet.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}