TrainingProgressReporting

TrainingProgressReporting

NetTrainおよび関連関数のオプションで,訓練の進捗状況のレポート方法を指定する.

詳細

  • TrainingProgressReportingの次の設定を使うことができる.
  • "Panel"動的に更新されるグラフィカルなパネルを表示する
    "Print"Printを使って定期的に情報をレポートする
    "ProgressIndicator"簡単なProgressIndicatorを表示する
    Function[]動的に更新されたカスタムの結果を表示する
    File[]レポートをファイルに書き込む
    None情報は何もレポートしない
  • TrainingProgressReporting{spec1,spec2,}は進捗状況をレポートする複数の方法を指定する.
  • TrainingProgressReportingAutomaticのデフォルト設定は,ローカルのノートブックフロントエンドが評価可能である場合は"Panel"を使い,その他の場合は"Print"を使う.
  • TrainingProgressReporting{form,"Interval"n}と設定すると,進捗状況が n 秒ごとにレポートされる.
  • TrainingProgressReporting{form,"Interval"Quantity[n,"unit"]}の設定は,進捗状況のレポート間隔を指定する."unit"が取り得る形には次がある.
  • "Rounds"ネットの訓練ラウンド
    "Batches"訓練データバッチ
    "Seconds","Minutes","Hours"絶対時間
  • デフォルト間隔はレポート形式に依存する.
  • "Panel"Quantity[0.33,"Seconds"]
    "Print"Quantity[2,"Seconds"]
    "ProgressIndicator"Quantity[0.1,"Seconds"]
    Function[]Quantity[1,"Round"]
    File[]Quantity[1,"Round"]
  • TrainingProgressReporting{form,,"MinimumInterval"n}の設定は,進捗状況を n 秒より短い時間間隔で報告しないように指定する.
  • TrainingProgressReportingFunction[]のデフォルトの最低間隔は0.05秒である.その他のレポートタイプについては最低間隔はない.
  • TrainingProgressReportingFunction[]の純関数にはTrainingProgressFunctionで説明されている連想が与えられる.
  • TrainingProgressReportingFile[]は次のファイル拡張子をサポートする.
  • "CSV"コンマ区切りの値
    "TSV"タブ区切りの値
    "JSON"JavaScriptオブジェクト表記
    "WL"Wolfram言語表記
  • TrainingProgressReporting"Print"およびTrainingProgressReportingFile[]については,TrainingProgressMeasurementsによって指定された測度のいくつかが累積する形で報告されか,あるいは全くレポートされないかする."Precision""Recall""F1Score"等のクラスに基づいた測度については,マクロ平均がレポートされる.非スカラーNetPort[]測度については,スカラー平均がレポートされる."ROCCurve"および"ConfusionMatrix"については,値はレポートされない.

例題

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  (6)

訓練中に,進捗状況をインタラクティブに表示する:

訓練中に進捗状況を定期的に出力する:

単純な進捗インジケータを表示する:

カスタムレポートを実行する:

訓練の進捗情報をファイルに書き込む:

進捗状況はレポートしない:

オプション  (1)

訓練の進捗状況を3秒間隔で定期的に出力する:

訓練の進捗状況を100バッチごとに定期的に,最低間隔を10秒として出力する:

特性と関係  (1)

リクエストされたTrainingProgressMeasurementsは,"Panel""Print"File[]のレポートタイプについてレポートされる:

おもしろい例題  (1)

最小二乗問題を解くようにネットを訓練しながら解をモニターする.まず,訓練データを生成する:

ネットワークを作ってデータをフィットする:

デフォルトの進捗パネルを,動的に更新される,ネットの現行動作のプロットで置換する:

10秒間の訓練後に最終的なネットをプロットする:

Wolfram Research (2017), TrainingProgressReporting, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TrainingProgressReporting.html (2020年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2017), TrainingProgressReporting, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TrainingProgressReporting.html (2020年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2017. "TrainingProgressReporting." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/TrainingProgressReporting.html.

APA

Wolfram Language. (2017). TrainingProgressReporting. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TrainingProgressReporting.html

BibTeX

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BibLaTeX

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