WSGetFunction (C 関数)
int WSGetFunction(WSLINK link,const char **s,int *n)
link で指定されたWSTP接続から記号を頭部として持つ関数を得て,その記号名を s に,そして関数の引数の数を n に保持しておく.
詳細
- WSGetFunction()は関数の頭部の名前に対応する文字列にメモリを割り当てる. このメモリを開放するためには,WSReleaseSymbol()を呼び出さなければならない.WSGetFunction()が不成功で関数の返す値がエラーを示している場合には,s の内容についてWSReleaseSymbol()を呼び出してはならない.
- 外部プログラムで文字列s を変更してはならない.
- は,WSGetNext(link);WSGetArgCount(link,&n);WSGetSymbol(link,&s)と同じ働きをする.
- WSGetFunction()はエラーがあると0を返し,関数が成功すると0以外の値を返す.
- WSError()を使うと,WSGetFunction()が不成功の場合にエラーコードを引き出すことができる.
- WSGetFunction()は,WSTPヘッダファイルwstp.hの中で宣言される.
例題
例 (1)
#include "wstp.h"
/* read a function from a link */
void f(WSLINK lp)
{
const char *f;
int n;
if(! WSGetFunction(lp, &f, &n))
{
/* unable to read the function from lp */
return;
}
/* ... */
WSReleaseSymbol(lp, f);
}