WSGetType (C 関数)
int WSGetType(WSLINK link)
link で指定されたWSTP接続上の現行オブジェクトの型を得る.
詳細
- WSGetNext()とは異なり,WSGetType()はlink 上の次のオブジェクトに進まないので,同じオブジェクトについて2回以上安全に呼び出すことができる.
- 次の型を返すことができる:
-
WSTKERR エラー WSTKINT 整数 WSTKFUNC 合成関数 WSTKREAL 近似実数 WSTKSTR 文字列 WSTKSYM 記号 WSTKOLDINT 古いバージョンのWSTPライブラリからの整数 WSTKOLDREAL 古いバージョンのWSTPライブラリからの近似実数 WSTKOLDSTR 古いバージョンのWSTPライブラリからの文字列 WSTKOLDSYM 古いバージョンのWSTPライブラリからの記号 WSTKOPTSTR 最新バージョンのWSTPライブラリからの文字列 WSTKOPTSYM 最新バージョンのWSTPライブラリからの記号 - WSTKINTとWSTKREALは, 必ずしもC言語のint型とdouble型の変数で保持できる数字を意味するわけではない.
- WSGetType()は,WSTPヘッダファイルwstp.hの中で宣言される.
例題
例 (1)
#include "wstp.h"
/* read the type of the expression from a link */
void f(WSLINK lp)
{
switch(WSGetType(lp))
{
case WSTKINT:
/* read the integer */
case WSTKREAL:
/* read the floating point number */
case WSTKSTR:
/* read the string. */
/* ... */
}
}