"PolynomialResult" (Comparison Method)
詳細
- 多項式比較法は,2つの多項式が等しくかつ同じ項に因数分解されている場合にのみ,この2つの多項式が等しいとみなす.展開された形は因数分解された形と等しいとはみなされない.
- 項の並べ方が違ったり負の符号の付け方が違ったりしていても,答は正しいとみなされる.
- 解答集と答の値はどちらも,厳密に与えられた値を保持するためにホールドされた式 Hold[expr]として指定できる.たとえ値がホールドされていても,評価中に等価性を決定するために変換の並べ替えは行われるが,計算は許されない.
- 多項式の結果の答における値はパターンで,Blank式をサポートする.
例題
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スコープ (3)
「Expand the polynomial (x+y)^2(x-y)^2」という問題に対する評価関数を作成する:
もとの問題を与えても正しいとはみなされない:
並べ方を変えた同等の多項式は正しいとみなされる:
算術的に異なる多項式は異なるとみなされる:
負の符号がある点だけが異なる多項式は同等であるとみなされる:
アプリケーション (1)
評価関数に複数のパターンを含める.正しい係数ごとにより多くの点を付与する:
多くの値を試す:
特性と関係 (6)
任意の操作はホールドされた答の中では実行されない:
変数の大域定義は評価中は無視される:
2つの多項式が等しくはあるが因数分解の仕方が異なっている場合,"PolynomialResult"比較法は正しくない答を与える:
"CalculusResult"比較法は正しい評価を与える:
定数係数を含む多項式の評価を定義する:
答は,係数の任意の因数分解について正しいとみなされる:
任意の2つの係数がある多項式のパターンを定義する:
このパターンを使ってAssessmentFunctionを作成する:
パターンと一致する答はどれも正解である:
Blank[]パターンを係数に使う.これらの係数の値,符号,単一の定数係数が違っていても正解である:
因数分解と展開の形式は同等とはみなされない: