物理量.

Entity["PhysicalQuantity",name]または

タイプ"PhysicalQuantity"の実体を表す.

[prop]

指定された特性の値を与える.

[{propi,}]

特性のリストの値を与える.

EntityClass["PhysicalQuantity",{propispeci,}]

speci で定義された propi の値を持つ実体のクラスを表す.

実体のサンプル

実体クラスのサンプル

特性

  • Abbreviationsabbreviations
    AlgebraicTypesalgebraic types
    AlternateNamesalternate names
    BasePhysicalQuantitybase physical quantity
    CanonicalUnitcanonical unit
    Classesclasses
    Dimensionsdimensions
    EntityClassesentity classes
    EntityTypeListentity type list
    Instancesinstances
    Namename
    NamedSIUnitnamed SI unit
    PhysicalPropertyTypephysical property type
    QuantityVariablequantity variable
    SIBaseUnitSI base unit
    SIUnitSI unit
    StandardIdentifiersstandard identifiers
    StandardSymbolsstandard symbols
    Symbolssymbols

詳細

  • "PhysicalQuantity"実体には,長さ,質量,時間,速度,力等,測定値によって数量化できる,名前付きの物理特性が含まれる.
  • "PhysicalQuantity"実体クラスには,実体を数える物理量,より一般的な数量のインスタンスである物理量,SI単位系の基本数量である物理量等のグループが含まれる.
  • 特性の中には,"PhysicalQuantity"実体タイプ全体について使え,EntityValue["PhysicalQuantity",property ]の形式を使って得られるものもある.そのような特性には以下が含まれる.
  • "Properties"使用できる特性のリスト
    "PropertyCanonicalNames"使用できる特性の標準名
    "SampleEntities"使用できる実体のサンプルリスト(通常の長さは10)
    "SampleEntityClasses"使用できる実体クラスのサンプルリスト(通常の長さは10)
    "EntityCount"使用できる実体の数
    "Entities"使用できる実体のリスト
    "EntityCanonicalNames"使用できる実体の標準名
    "EntityClasses"使用できる実体クラスのリスト
    "EntityClassCanonicalNames"使用できる実体クラスの標準名
    "PropertyClasses"使用できる特性クラスのリスト
    "PropertyClassCanonicalNames"使用できる特性クラスの標準名
    "PropertyCount"使用できる特性の数
  • EntityValue["PhysicalQuantity",property,annotation]の第3引数として以下の注釈が使える.
  • "Source"特性の出典情報
    "Date"実体特性値に関連する日付(あれば)
    "EntityAssociation"実体と実体特性値の連想
    "PropertyAssociation"特性と実体特性値の連想
    "EntityPropertyAssociation"指定の実体がキー,値が特性と実体特性値のネストした連想である連想
    "PropertyEntityAssociation"指定の特性がキー,値が実体と実体特性値のネストした連想である連想
    "Dataset"指定の実体がキー,値が特性名と実体特性値の連想であるデータ集合
  • EntityValue[property,annotation]の第2引数として以下の注釈が使える.
  • "Qualifiers"特性の可能な限定子のリスト
    "QualifierValues"各限定子に与えることができる値のリスト
    "DefaultQualifierValues"特性の限定子のデフォルト値のリスト
    "Description"特性についての短いテキストでの説明
    "Definition"テキストでの特性についての詳しい説明
    "PhysicalQuantity"実体特性値に関連する物理量
    "Unit"実体特性値に関連する単位
  • 限定子の値であるAutomaticは,適用できる形式の値が使えることを意味する.例えば,"Date"限定子には固有の日付や日付範囲が含まれる.

例題

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  (5)

実体を調べる際には,を使う:

ある実体の特性値を求める:

ある実体について使用できる特性すべてのデータ集合を取り出す:

物理量のSI基本単位を取り出す:

長さのインスタンスである物理量の実体を返す:

スコープ  (1)

陰的な実体クラス  (1)

[質量]/[時間]の次元の物理量を取り出す:

アプリケーション  (4)

物理量の実体はQuantityVariableと一緒に使うことができる:

物理量の実体はQuantityVariableCanonicalUnitと一緒に使うことができる:

対応する物理量の特性と比べる:

物理量の実体は,QuantityVariableDimensionsと一緒に使うことができる:

対応する物理量の特性と比べる:

物理量の実体は,DimensionalCombinationsと一緒に使うことができる:

Wikidata識別子へのクロスウォークを作成する:

他の実体タイプとの関係  (2)

FromEntityを使って,物理量から数量変数に変換する:

ToEntityを使って,数量変数から物理量の実体に変換する:

おもしろい例題  (2)

物理量の数を,絶対次元の合計ごとに見る:

物理量を最大の絶対次元の合計と一緒にプロットする:

標準次元に基づいて,物理量の次元を可視化する:

それらの次元だけを含む物理量をすべて集める:

次元リストをベクトルに変換する:

特徴空間プロットとして可視化する: