CDX (.cdx)

予備知識

    • MIMEタイプ：chemical/x-cdxChemDraw Exchange形式．
    • CambridgeSoft CorporationのChemDrawアプリケーションにおいて分子データの保存に使用される．
    • バイナリ形式．
    • 二次元原子座標，化学結合情報，およびメタデータを保存する．

Import

  • Import["file.cdx"]はCDXファイルを分子としてインポートする．
  • CDXファイルの二次元座標はAtomDiagramCoordinatesオプション値の分子に保存される．
  • インポートされた分子 mol からは mol["AtomDiagramCoordinates"]を使って座標が取り出せる．
  • 一般的な情報は，以下の関数ページを参照のこと．
  • Importファイルからインポートする
    CloudImportクラウドオブジェクトからインポートする
    ImportString文字列からファイルからインポートする
    ImportByteArrayバイト配列からインポートする

Import要素

  • 一般的なImport要素：
  • "Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Summary"ファイルの概要
    "Rules"使用可能なすべての要素の規則のリスト

例題

例  (2)

CDXファイルを分子としてインポートする：

分子を2D構造図で示す：

ファイルから読み込まれた座標と立体情報はAtomDiagramCoordinatesおよびAtomDiagramCoordinatesのオプション値に保存される：

CDXファイルから対称型トリグリセリドのモデルをインポートする：

分子を2D構造図で示す：