SWF (.swf)
予備知識
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- 登録MIMEタイプ:application/x-shockwave-flash
 - Adobe/Macromedia Flashファイル形式.
 - Web上のインタラクティブなアニメーションベクトルグラフィックス,動画,サウンドに使われる.
 
- SWFはShockwave Flashから派生した頭字語である.
 - SWFは通常HTMLに埋め込まれ,ブラウザのプラグインで再生される.
 - AdobeはAdobe Flash Playerを2020年末で終了すると発表した.
 
 
Export
   - Export["file.swf",{expr1,expr2,…}]は任意の式のリストをSWFにエキスポートする.
 - リスト{expr1,expr2,…}をエキスポートするとき,expri のラスタライズされた画像に対応するフレームからアニメーションが構成される.
 - SWFアニメーションの継続時間はフレーム数と指定のフレームレートで決定される.
 - Export["file.swf",Manipulate[…]]はManipulateオブジェクトのアニメーション化されたデモンストレーションをエキスポートする.
 - エキスポートされたFlashアニメーションは同じ速度で再生され,Manipulateオブジェクトと同じ大きさとなる.
 - Manipulateオブジェクト中にブックマークが設定されている場合,ExportはManipulateの速度と継続期間を維持し,ブックマーク間を補間してSWFファイルを作成する.
 - Export["file.swf",ListAnimate[…]]はListAnimateオブジェクトをFlashアニメーションとしてエキスポートする.
 - 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
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Export ファイルへエキスポートする CloudExport クラウドオブジェクトへエキスポートする ExportString 文字列へエキスポートする ExportByteArray バイト配列へエキスポートする  
オプション
    
    
   - 一般的なオプション:
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Background White エキスポートされたアニメーションの周りの充填された領域の色 ImageSize Automatic アニメーション化されたオブジェクトの画素次元  - ImageSizeがAutomaticに設定されており,画像の大きさが与えられた式から決定することはできない場合は,エキスポートされたオブジェクトの最初のフレームがラスタライズされて,結果のアニメーションの大きさとされる.
 - 動画符号化と圧縮設定:
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"CompressionMethod" None SWFデータを圧縮するかどうか VideoEncoding "ScreenVideo" アニメーション動画の符号化法  - "CompressionMethod"に使用できる設定はNoneと"GZ"である.
 - VideoEncoding->{"ScreenVideo",opts}のメソッドオプション:
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"BlockSize" 32 スクリーン動画コーデックのブロックサイズパラメータ  - "Blocksize"->n または"Blocksize"->{n,m}はFlashフレーム間圧縮法のブロックサイズパラメータを設定する.ピクセル次元に使用できる値は,
 (
)という形式である. - 再生コントロール:
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"AnimationDuration" Automatic Manipulateオブジェクトをエキスポートする際のアニメーションの長さ(秒) "ControlAppearance" "Generic" Manipulateコントロール要素をエキスポートされたファイルでどのように描画するのか "FrameRate" 15 1秒あたりに表示されるフレーム数 "RepeatAnimation" True 無限にアニメーションをループするかどうか "Scalable" False アニメーションをブラウザのプラグインで再生するときにウィンドウに納まるようにスケールするかどうか  - "ControlAppearance"に使用できる設定:
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Automatic ローカルのコンピュータシステムのスタイル要素を使って,ユーザコントロールがノートブックインターフェースと全く同じに見えるようにする "Generic" 一般的なスタイルでグラフィカルコントロールを描画する None アニメーションのエキスポート時にコントロール要素は除外する  - デフォルトの設定"ControlAppearance"->"Generic"でエキスポートされたアニメーションは,作成されたコンピュータシステムによらず,同じ外観となる.
 - "ControlAppearance"->Noneとすると,エキスポートされたアニメーションにはユーザコントロールは含まれない.
 - Export["file.swf",Manipulate[…],"ControlAppearance"->Automatic]はManipulateオブジェクトをFlashアニメーションファイルにエキスポートし,ユーザコントロールはローカルのノートブックインターフェースと同じスタイルで描画する.
 - Wolfram言語のアニメーションからキャプチャされたコントロール要素は,アニメーションファイルの再生中には操作できない.
 - その他の属性と設定:
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"HTMLFile" None HTMLラッパーが書き出されるファイルの名前 "ThumbnailFile" None 最初のフレームの小さいプレビュー画像がエキスポートされるファイルの名前  
例題
すべて開く すべて閉じる例 (3)
FlashにエキスポートするためのManipulateを作成する:
ListAnimateオブジェクトをFlashにエキスポートすることができる:
スコープ (1)
Manipulateの「開始」,「終了」,「戻る」というブックマーク設定の間のフレームを補間してFlashファイルを作成する:
関連するガイド
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    ▪
    
 - Webページの作成 ▪
 - グラフィックスのインポートとエキスポート ▪
 - インポートとエキスポート ▪
 - 全形式のリスト ▪
 - マルチメディア形式 ▪
 - Web形式 ▪
 - Webの操作
 
履歴
2007 で導入 (6.0)