自動補完機能を使ってシンボルを素早くタイプする.

シンボル名をタイプするときに,タイプしている位置の横に自動補完するための関数名の候補を表示する補完メニューが表示される.

もしも最初の補完候補がタイプしたいシンボル名であれば,またはTemplateBox[{return}, Key0, BaseStyle -> {WorkflowText, FontWeight -> Plain, FontFamily -> Source Sans Pro}]をすぐに押して補完することができる.別の補完候補を選ぶ際には,の矢印キーを使うか,補完候補をマウスで選択するかして選ぶことができる.一番下の矢印をクリックすると,もっと長い補完候補のリストが表示される.

補完にはあいまい一致のアルゴリズムを使い,タイプしかけた文字とだいたい同じだが完全には一致しないものも見付けることができる.

デフォルトで補完は大文字小文字を区別しない.例えば「lipl」とタイプすると,ListPlot等の補完候補が表示される.

小文字をタイプした場合には大文字小文字を区別せずに一致するシンボル名がリストされるが,大文字の場合にはシンボル名の大文字が一致するものだけがリストされる.

自動補完であいまい一致を使うかや大文字小文字の区別を付けるかは,「環境設定」ダイアログの「インターフェース」設定で変更できる.