角カッコ,中カッコ,丸カッコをタイプする場合に,自動的に両方のデリミタを一度に入力する:

開く角カッコ () をタイプする場合に,自動的にマッチする閉じる角カッコ ( がテキストカーソルの後ろに挿入される.

続いて,通常のように式をタイプする.角カッコ内で式を入力し終わったら,そのまま式の中にテキストカーソルがある状態で, を使ってすぐに評価することができる.

式の後ろに続けて入力したい場合は,閉じるカッコ( を通常の入力のようにタイプする.これで角カッコを「越えて」タイプすることができるようになる.

ノートブックフロントエンドは,{ }( )<| |>(* *)" "等,式を開いて閉じるその他のデリミタも自動的にマッチさせる.

対のデリミタ内のどこからでも,閉じるデリミタの外にタイプしたい場合に,とタイプすることもできる.テキストカーソルが2文字より多く動いた場合には,カーソルが点滅して,新しいカーソルの位置を示す.

既存のコンテンツを編集している場合には,内部のヒューリスティックスがどこに閉じるカッコが挿入されるべきなのかを自信を持って予期することができないため,対応する閉じるデリミタが挿入されないこともある.

マッチするデリミタを自動挿入する機能は,環境設定ダイアログのインターフェースタブからオンにしたりオフにしたりできる.