ノートブックファイルのサイズを小さくして,記憶スペースを節約し,より速くロードされるようにする.
表示しなくてもよい大きな出力を削除する
表示する必要がなく,入力を評価することによって簡単に再度作成できる大きな出力は,選択して削除する.
- デスクトップでは,「セル」 ▶ 「全出力セルの削除」を選ぶと,ノートブックの出力セルをすべて削除することができる.
- 出力の削除についての詳細は,ノートブックから全出力を削除するを参照されたい.
残りの大きな出力をビットマップに変換する
大きな出力,特にグラフィックスをビットマップに変換すると,かなりのスペースを節約することができる.セルをビットマップに変換するには,セルブラケットを選択し,「セル」 ▶ 「形式変換」 ▶ 「ビットマップ」を選ぶ.セルの外観は変わらないが,コンテンツは少し小さくなることがある:
- デスクトップ上で,ノートブックの出力セルすべてをビットマップに変換する場合には,1つの出力セルのセルブラケットを+クリックすることで全出力を選び, 「セル」 ▶ 「形式変換」 ▶ 「ビットマップ」を選ぶ.
- セルの種類によっては(例えばテキストセルは),ビットマップに変換するとノートブックのサイズが大きくなる.
注釈
繰り返して一緒に使われるスタイル属性をノートブックのスタイルシートに加えると,大きなドキュメントコレクション全体ではかなりの量のスペースが節約できる.例えば,テキストを何度もRedとItalicでスタイル付けする場合には,RedとItalicの強調スタイルをスタイルシートに含め,個々の属性の代りにそのスタイルを使うとよい.詳細については, 新しいスタイルを作成して使うを参照のこと.