コマンドラインのインターフェースを通してWolfram EPCをアップグレードする

Wolframユーザポータルにログインする

Wolframユーザポータルにログインすることから始める:

Wolfram Enterprise Private Cloud (EPC)のダウンロードページに進む

「製品とサービス」を選択し,Wolfram Enterprise Private Cloud (EPC)の欄の「ダウンロードする」をクリックする:

最新バージョンのWolfram EPCをダウンロードする

ページ下の「ダウンロード」セクションで,「現行バージョン」を選び,Wolfram EPCの「ダウンロード」ボタンをクリックする:

ダウンロードしたアップデートを自分のEPCに移す

ダウンロードしたアップデートファイルを自分のEPCに移動させる:

$ sudo scp WolframEPC-*.**.*.tar cloud@YourEPC:/wolframcloud/updates
  • ファイルは複数の方法で転送できる.自分のニーズに最適の方法を使うとよい.

sshを使ってEPCに接続する

$ ssh cloud@YourEPC

EPCをアップデートする

アップデータのディレクトリに行く:

$ cd /home/cloud/updater

アップデートコマンドを実行する:

$ sudo fab update

使用するアップデートバージョンを選択する:

どのコンポーネントをインストールするかを選択する:

最適なパフォーマンスを得るためには,デフォルトのコンポーネントをインストールすることが強く推奨される.

  • アップグレードには15分ほどかかる.
  • クローンの過程で重要なデータを自動的にバックアップすることが推奨される.

アップデートしたEPCを設定する

アップデートを完了してからEPCを設定する:

$ fab configure

設定にはデータベースのユーザ名とパスワードを入力する必要がある.

システムサービスを再起動する

設定が完了したら,システムサービスを再起動する:

$ fab restart_all

これでEPCがアップグレードされ,使えるようになった.