NDSolve`FEM`
NDSolve`FEM`

LineElement

LineElement[{{i11,i12},,{in1,in2}}]

インシデント{ik1,ik2}を持つ n 個の線形線分要素 ek を表す.

LineElement[{{i11,,i13},,{in1,,in3}}]

インシデント{ik1,ik2,ik3}を持つ n 個の二次線分要素 ek を表す.

LineElement[{e1,,en},{m1,,mn}]

n 個の線分要素 ekn 個の整数マーカー mk を表す.

詳細とオプション

  • LineElementは,ElementMeshの線分メッシュ要素を表すのに使われる.
  • LineElementは,ToElementMeshあるいはToBoundaryMeshへの入力として使うことができる.
  • インシデント ik,j は,空間座標の配列に指標を付ける整数である.ek={ik1,}で参照される座標は,k 番目の線分のノードである.
  • 最初の2つのインシデントである ik1ik2 は常に頂点である.
  • 二次の線分要素については,第3インシデントは中間のノードである.
  • 線形要素は次数1の要素であり,二次要素は次数2の要素である.
  • LineElement[{e1,,en}]では,すべての要素 ek が同じ次数を持たなくてはならない.
  • LineElement[{e1,,en}]の線分は,共通のノードを持つが,お互いが交差してはならない.
  • 線分と二次の線分のノードが下に示されている.
  • 通常,LineElementは一次元領域に使われるが,例えば,境界メッシュの一部として,二次元に埋め込むことも可能である.
  • 線分要素は,有限要素法では,セレンディピティ要素として知られる.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (1)

パッケージをロードする:

線分要素を1つ含むメッシュを作成する:

スコープ  (1)

線分要素を含む境界メッシュを作成する:

ワイヤフレームを可視化する:

一般化と拡張  (4)

線形要素の基本の座標:

線形要素の基本のインシデント:

線形単位要素を含むメッシュ:

線形単位要素の可視化:

二次要素の基本の座標:

二次要素の基本のインシデント:

線形要素の基本の面のインシデント:

二次要素の基本の面のインシデント:

考えられる問題  (6)

インシデントは,適切な長さのものでなければならない:

異なる次数のインシデントを一緒に使うことはできない:

インシデントは,整数のリストでなければならない:

マーカーの数は,インシデントの数とマッチしなければならない:

マーカーは整数のベクトルでなければならない:

可能であれば,非整数のマーカーは整数に変換される:

Wolfram Research (2014), LineElement, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/LineElement.html.

テキスト

Wolfram Research (2014), LineElement, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/LineElement.html.

CMS

Wolfram Language. 2014. "LineElement." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/LineElement.html.

APA

Wolfram Language. (2014). LineElement. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/LineElement.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_lineelement, author="Wolfram Research", title="{LineElement}", year="2014", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/LineElement.html}", note=[Accessed: 05-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_lineelement, organization={Wolfram Research}, title={LineElement}, year={2014}, url={https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/LineElement.html}, note=[Accessed: 05-November-2024 ]}