GraphUtilities`
GraphUtilities`
PseudoDiameter
バージョン10で,GraphUtilitiesパッケージの機能すべてがWolframシステムに組み込まれた.»
PseudoDiameter[g]
無向グラフ g の擬似直径と,その直径を得るための2つの頂点を返す.
詳細とオプション
- PseudoDiameterの機能はWolfram言語の組込み関数GraphDiameterで利用できるようになった.
- PseudoDiameterを使うためには,まずグラフユーティリティパッケージをロードしなくてはならない.それにはNeeds["GraphUtilities`"]を実行する必要がある.
- グラフ測地線とは,グラフの2頂点間の最短経路のことである.グラフ直径は,グラフのグラフ測地線すべての中で一番長いものを言う.PseudoDiameterはおおよそのグラフ直径を見付ける.これは頂点 u から開始し,u から最も遠い頂点 v を見付ける.このプロセスは v を新しい出発頂点として扱うことで繰り返され,グラフ距離がそれ以上大きくならなくなったところで終了する.最小次数を持つ最後のレベル集合の頂点が最終の開始頂点 u として選ばれ,グラフ距離が大きくなるかどうか検査される.このグラフ距離が擬似直径となる.
- グラフが連結していない場合,各連結要素の直径と頂点が返される.
- 次のオプションを与えることができる:
-
Aggressive False 最適なグラフ直径を見付けるために追加の試みが必要かどうか
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
Wolfram Research (2007), PseudoDiameter, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/GraphUtilities/ref/PseudoDiameter.html.
テキスト
Wolfram Research (2007), PseudoDiameter, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/GraphUtilities/ref/PseudoDiameter.html.
CMS
Wolfram Language. 2007. "PseudoDiameter." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/GraphUtilities/ref/PseudoDiameter.html.
APA
Wolfram Language. (2007). PseudoDiameter. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/GraphUtilities/ref/PseudoDiameter.html