グラフのアノテーション
グラフのアノテーションは属性とも呼ばれ,頂点,辺,およびグラフ自体に関連付けられた値を設定し,保存するのに使用される.標準のアノテーションは通常グラフモデリング機能を拡張するスタイル,ラベル,重みに関連し,グラフ関連関数によって自動的に処理される.ユーザ定義のアノテーションを利用すると,グラフモデリングをさらに拡張することが可能になる.
アノテーションの取得と設定
Annotation — 頂点と辺のアノテーションラッパー
AnnotationValue — 頂点または辺のアノテーション値を取得したり設定したりする
AnnotationKeys ▪ Annotate ▪ AnnotationDelete ▪ AnnotationRules
標準のアルゴリズム的アノテーション
EdgeWeight,VertexWeight — 辺と頂点の重み
EdgeCapacity,VertexCapacity — 辺と頂点の容量
WeightedAdjacencyMatrix ▪ WeightedAdjacencyGraph ▪ WeightedGraphQ ▪ EdgeWeightedGraphQ ▪ VertexWeightedGraphQ
標準の視覚的アノテーション
EdgeShapeFunction,EdgeStyle,EdgeLabels — 辺を描画する,辺のスタイルを設定する,辺にラベルを付ける
VertexShapeFunction,VertexStyle,VertexLabels — 頂点を描画する,頂点のスタイルを設定する,頂点にラベルを付ける
GraphLayout, GraphHighlightStyle — グラフをレイアウトする,グラフのスタイルを設定する,グラフをハイライトする
VertexShape ▪ VertexCoordinates ▪ VertexSize ▪ GraphHighlight
ユーザのアノテーション
"myannotation" — 頂点,辺,グラフの新しいアノテーションを指定する
AnnotationValue ▪ AnnotationKeys ▪ Annotation