ArcCot
ArcCot[z]
複素数 の逆余接を与える.
予備知識
- ArcCotは逆余接関数である.ArcCot[x]は,実数 について, となるような(0を除く)のラジアン角を表す.
- ArcCotは自動的にリストに縫い込まれる.特別な引数の場合,ArcCotは自動的に厳密値を計算する.厳密な数式が引数として与えられると,ArcCotは任意の数値精度に評価できることがある.ArcCotを含む記号式の操作に便利なその他の演算には,FunctionExpand,TrigToExp,TrigExpand,Simplify,FullSimplifyがある.
- ArcCotは,複素引数 について,によって定義される.ArcCot[z]は複素 平面上で不連続な分枝切断線を持つ.
- 関連する数学関数には,Cot,ArcTan,ArcCothがある.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (5)
スコープ (46)
数値評価 (6)
ArcCotを高精度で効率的に評価する:
IntervalオブジェクトとCenteredIntervalオブジェクトを使って最悪の場合に保証される区間を計算する:
Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算することもできる:
MatrixFunctionを使って行列のArcCot関数を計算することもできる:
可視化 (3)
関数の特性 (12)
級数展開 (4)
積分変換 (3)
関数表現 (5)
アプリケーション (4)
特性と関係 (4)
FullSimplifyを使ってArcCotを含む式を簡約する:
ArcCotは角度をラジアンで与えるのに対し,ArcCotDegreesは同じ角度を度で与える:
Wolfram Research (1988), ArcCot, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ArcCot.html (2021年に更新).
テキスト
Wolfram Research (1988), ArcCot, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ArcCot.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1988. "ArcCot." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/ArcCot.html.
APA
Wolfram Language. (1988). ArcCot. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ArcCot.html