AudioFade

AudioFade[audio]

audio の始まりと終りがフェードする音声を返す.

AudioFade[audio,t]

audio の最初と最後の t 秒をフェードする.

AudioFade[audio,{t1,t2}]

始まりを t1秒,終り t2をフェードする.

AudioFade[video,]

video の最初の音声トラックをフェードする.

詳細とオプション

  • AudioFadeは,信号の音量を0から信号の最大振幅まで徐々に大きくすることで信号をフェードインし,同様に終りでフェードアウトする.
  • 信号のフェードを使うと,潜在的な不連続性を回避することで信号を再生する際のクリックを除くことができる.
  • AudioFade[audio]AudioFade[audio,.001]に等しい.
  • 傾斜の形はMethodオプションで指定することができる.次は可能な設定である.
  • "Cosine"予言フェード
    "Exp"指数フェード
    "Linear"線形フェード
    "Log"対数フェード
    "Rounded"丸めフェード
    "SCurve"正弦フェード

例題

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  (2)

正弦音声信号をフェードインする:

もとの信号と結果の信号の波形をプロットする:

指数フェーディングを使って信号の始まりと終りに別々のフェード時間を指定する:

スコープ  (3)

フェード時間は時間量として指定することができる:

始まりと終りのフェード時間を別々に指定する:

フェードするサンプル数を指定する:

動画の音声トラックを処理する:

オプション  (2)

Method  (2)

デフォルトで,フェードを加えるために正弦曲線が使われる:

フェードの形を指定する:

アプリケーション  (2)

AudioFadeは,複数の音声オブジェクトを連結する際の,突然のフェードのジャンプによるクリックを避けるのに役に立つ:

フェードしないと,連結点で突然ジャンプしてしまう:

ジャンプを除去する:

AudioFadeを使ってアタックタイムが遅いサウンドを作る:

Wolfram Research (2016), AudioFade, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioFade.html (2024年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2016), AudioFade, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioFade.html (2024年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2016. "AudioFade." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2024. https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioFade.html.

APA

Wolfram Language. (2016). AudioFade. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioFade.html

BibTeX

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BibLaTeX

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