BinLists

BinLists[data]

値が連続する整数ビンにある data の要素のリストを与える.

BinLists[data,binspec]

値が binspec で指定された連続するビンにある data の要素のリストを与える.

BinLists[datainds,]

data のビニングによって指定されたラベル inds のリストを与える.

詳細

  • BinListsは,値が実数に対応しない要素を削除する.
  • 次のビン幅指定 binspec を使うことができる.
  • dxdx のビン »
    {xmin,xmax,dx}xminから xmaxまでの幅 dx のビン »
    {{b1,b2,}}区間[b1,b2), [b2,b3), »
    xbins,ybins,{{x1,y1,},{x2,y2, },}として理解される多変量 data のビン指定 »
  • BinLists[data,dx]は,ビンの境界が最初のビンがCeiling[Min[data]-dx,dx]で始まり最後のビンがFloor[Max[data]+dx,dx]で終る dx の整数倍であると解釈する.
  • BinLists[data]BinLists[data,1]に等しい.
  • BinLists[data,{xmin,xmax,dx}]の要素は,その値が を満足する場合はビン i に入れられる.
  • BinLists[data,{xmin,xmax}]BinLists[data,{xmin,xmax,1}]に等しい.
  • BinLists[data,{{b1,b2,}}]の要素は,その値が を満足する場合はビン i に入れられる.
  • BinLists[data,{{b1,b2,}}]の形では,それぞれの最後にある bi-Infinityおよび+Infinityでもよい.
  • biは,増加列を形成しない場合は自動的にBinListsによって保存される.
  • data が長さ n の部分リストからなるときは n ビン指定が与えられなければならず,BinLists[data,]は深さ n のリストの配列を返す.
  • 要素は,もとのデータと同じ順序で各ビンに現れる.
  • data は,以下の形式と解釈を持つことができる.
  • {x1,x2,}実数あるいは数量のリスト »
    {{x1,y1,},{x2,y2,},}同じ次元のベクトルのリスト »
    SparseArrayNormal[data]に等しい配列 »
    QuantityArray列と互換の数量の配列 »
    TimeSeries, TemporalData,値のベクトルまたは配列(タイムスタンプは無視される) »
  • 入力要素 xiinds ラベルは以下の形式で与えることができる. »
  • {x1,x2,}xiそれ自体を使う(デフォルトでラベルはない)
    {x1,x2,}Automatic整数ラベルを使う
    {x1,x2,}{v1,v2,}全要素と全ラベル間の規則
    {x1v1,x2v2,}要素 xiとそのラベル viの間の規則

例題

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  (3)

要素を指定幅のビンでリストする:

0から10までの幅1のビン内の要素のリストを作成する:

一連の範囲の要素をリストする:

スコープ  (12)

基本的な用法  (8)

3と5を法とした平方を二次元の単位ビンでリストする:

幅0.25のビンのランダムなペアを両方の次元でリストする:

範囲内の多次元データをリストする:

任意次元のビンデータ:

実数ではない値を無視したビンデータ:

任意精度のビンデータ:

SparseArrayデータは密な配列と同じように使うことができる:

時系列からのデータをビンに入れる:

タイムスタンプは無視される:

単位付きのデータ  (3)

単位付きのビンデータ:

自動ビン:

ビン幅を指定する:

最小と最大の固定幅のビン:

ビンの間隔を指定する:

混合タイプのデータをビンに入れる:

単位は各次元で互換である:

各次元のビン幅を指定する:

QuantityArrayは配列と同じように使うことができる:

自動ビン:

互換単位のビン幅を指定する:

ラベル付きのデータ  (1)

出力がラベルの配列であるビンデータ:

デフォルトの整数ラベルがあるビンデータ:

アプリケーション  (1)

二次元データをビンで可視化する:

特性と関係  (1)

BinListsの長さはBinCountsの結果に等しい:

ベクトルのリストについて:

考えられる問題  (4)

ビン区間は左側が閉じている:

単位付きのデータの場合,ビン指定は互換単位で行わなければならない:

行列データは互換単位の列を持たなければならない:

指定{min,max,dx}を使って取得したビンは,すべてのデータ点を含まないかもしれない:

すべてのデータ点がビンの範囲に含まれるように minmax を指定する:

幅のみのビン指定 dx を使うこともできる:

Wolfram Research (2007), BinLists, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/BinLists.html (2024年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2007), BinLists, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/BinLists.html (2024年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2007. "BinLists." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2024. https://reference.wolfram.com/language/ref/BinLists.html.

APA

Wolfram Language. (2007). BinLists. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/BinLists.html

BibTeX

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BibLaTeX

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