BlockMap

BlockMap[f,list,n]

list 中の長さ n の重なり合ない部分リストに f を適用する.

BlockMap[f,list,n,d]

list 中の部分リストにオフセット df を適用する.

BlockMap[f,list,{n1,n2,},]

f をサイズ n1×n2×のブロックに適用する.

詳細

例題

すべて開くすべて閉じる

  (4)

重なり合ない長さ2のすべての部分リストに関数を適用する:

長さ2の重なり合う部分リストにオフセット1で関数を適用する:

関数を行列に適用する:

2x2のすべての部分行列に関数を適用する:

スコープ  (7)

不揃いな配列に関数を適用する:

関数を階数3の配列のサイズ{2,1,2}のブロックに適用する:

ブロックサイズ{2,2}でオフセット{1,2}を指定して,行は重なっても列は重ならないようにする:

ブロックサイズより大きいオフセットを使って要素を飛ばす:

終端の不完全な部分リストは除去される:

頭部はListではなくてもよい:

BlockMapSparseArrayオブジェクトに使うことができる:

アプリケーション  (5)

要素の逐次差分を計算する:

3要素の連なりの移動平均を計算する:

行列の移動中央値を計算する:

あるデータの移動分位点を計算する:

シミュレーション結果の粒子軌道を平滑化する:

もとになっている信号とノイズのあるシミュレーション結果の経路:

移動TrimmedMeanを使って軌道を平滑化する:

窓を大きくすると軌道がより滑らかになる:

特性と関係  (2)

BlockMapは,事実上,MapPartitionを使うことに等しい:

BlockMapはすべての部分リストを構築する必要はなく,したがってメモリも少なくてよい:

ListCorrelate[ker,list]は,事実上,kerlist 中のスライディングブロックと組み合せる:

BlockMapでオフセット 1 を使って関数を長さ ker の重なっている部分に適用する:

ListConvolveは,カーネルの向きが逆である点を除いて同じである:

Wolfram Research (2015), BlockMap, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/BlockMap.html.

テキスト

Wolfram Research (2015), BlockMap, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/BlockMap.html.

CMS

Wolfram Language. 2015. "BlockMap." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/BlockMap.html.

APA

Wolfram Language. (2015). BlockMap. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/BlockMap.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_blockmap, author="Wolfram Research", title="{BlockMap}", year="2015", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/BlockMap.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_blockmap, organization={Wolfram Research}, title={BlockMap}, year={2015}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/BlockMap.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}